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Noが削られています。

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

台風が来ております。

今年は「エルニーニョ現象」の上の「スーパーエルニーニョ」と

言う事らしく、巷では台風が多くなるのではと言われているようですね。

台風さん、来るのは仕方ないが災害にならない程度でお願いします。

さて、修理でお預かりしたTohatsu MFS2B君の修理の話です。

オーナー様は昨年も違うMFS2Bの修理で来店されていて

今回は年長の方より同型を譲り受けたが、調子が悪いとのことで

自分で修理を試みたが直らず、お持ち込みされました。

ご要望は

1,始動性が悪い(掛からない)

2,スロットル開度に途エンジン回転がついて来ず、

最悪の場合、途中でエンジンストールする。

とのことです。

キャブレターを分解していきます。

掃除したと言われていたが、きれいになっていない。

見える部分でも汚れが付いたままなのですが、

さて内部の通路はどうでしょう?

さらに分解していきます。

ニードル弁の当たりの調整とフロートの作動範囲をイジッたと

言われていましたが、確かに見た目にもイジッてあることがわかります。

一旦通常の位置に戻しておきます。

あとフロートのピンを逆方向に抜いたのか、ピンのずれ止めの

ギザギザの模様が削れたのか薄くなっていて、

ピン穴も通常より緩くて、抜けないか不安です。

ピン先を少しつぶして、ずれ止めの代わりにしてみます。

その後、仮組してエンジンを掛けますが、

始動性の向上は確認できましたが、スロットルを開けていくと

回転が途中で付いて来ず、「谷間」が発生して

何度かは「谷間」を乗り越えて高回転にまでつながりますが

何度かは「ブブブブブッ」っとエンジンが止まりかけたり

場合によってはストールして止まってしまいます。

まるで、途中でガソリンが足りなくなるように・・・

仕方なくもう一度キャブレターをはずして掃除するとともに

封印されているパイロットスクリューをドリルで開封します。

それとともに苦労してタペットカバーを外して

(MFS2Bは下側のボルトの隙間がキツイ~)

バルブクリアランスも確認しました。

(問題無し、規定ピッタリでした)

しか途中で、とんでもないものを目にしてしまいました・・・

なんと、キャブレター番号が削られています。

「前オーナーさん、何をした???」

細かく説明しませんが、番号を削っただけでは

不調になりませんから・・・

ふつうは、こんな感じです。

内部部品も換えたり、Noを削った以上の事もしてあるのか?

3回キャブレターの分解清掃調整を実施しましたが完調せず

オーナーに電話して、キャブの交換を進言しました。

新品キャブが届いて交換したら、あっという間に完全復活!!

修理した気にならないので、キャブの交換工賃だけもらって

3度の分解清掃工賃は無かったことにしました。

前も書きましたが、私の知人のショップに海保さんが来て

MFS2のキャブレターNoの見方を聞いて帰られていますので

削っても意味が無いですよ。

逆に心象悪かったりして。

オーナー様、完全復活しました。

お引取りをお待ち申し上げま~す。

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