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HONDA BF2DK2と水没の後遺症に悩まされる。

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皆様、ご機嫌はいかがですか?

昨日は朝から、修理のご依頼でMFS2Bが入院しました。

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海上でエンジンが掛からなくなり、曳航してもらって帰ったあと、

陸上では掛かったが心配でと・・・慎重な方です。

問診では、たぶん、カブらせただけのようで、

スパークプラグにもその兆候は残っていましたし、

オイルも多めに入っていますし、エンジンの掛け方も

皆様ご存知のカブったときの脱出方法もご存知無い・・・。

(カブったときは、単にWOT(全開)でリコイルするだけです。

難しく考えないようにしましょう・・・

当然チョークはOPEN(使用しない)です。)

細かくご説明させていただいて、納得されましたが、念のため

定期点検をと置いていかれました。

そのあとやってきたのは、BF2DK2君です。

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実はこのBF2DK2君、水没→クラッチ周辺が故障→

先日入院して修理させていただいたものでした。

(このブログでもご紹介を・・・)

http://hondamarine-hanbai.com/?p=766

http://hondamarine-hanbai.com/?p=790

お客様の訴えは「チョークを引きっぱなしにしないと

エンジンが止まる」とのことで、その通りでした。

前回の修理後には試運転を行い、お渡し時にも(ご友人が代理でお引取り)

エンジンを掛けていたので、悔しいです。

燃料が足りないときの症状です。

遠方のお客様でしかも再持込なので、すぐにお持ちう帰りいただこうと、

その場でキャブレターを分解清掃します。

が、再度組み立ててもほぼ症状がよくなりません。

「むむむむむっ??!」

見かねてお客様は、

「預かってゆっくり見てもらっても良いですよ」

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またお預かりになりました。(申し訳ありません)

各部細かくチェックしていきます。

正常、正常、正常・・・・

不具合箇所がデーター的には出てきません・・・(泣)

今度は、私の愛機と部品をクロスチェックしていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(泣)

すでに多くの時間を経過しています。

机に戻って、コーヒーを入れて、

少し頭を

クールダウンさせて・・・・

「あとやっていないのは・・・・・」

実行する前に、プロフェッサーY先生に電話します。

「仕事終わってました?・・ちょうど良かったです。

実はBF2DK2なんですけど・・・・」

Y先生の私への問診が始まります。

「少し前にも水没でクラッチ・・・」自分で発した何気ない言葉に、

ハッとします。

間髪入れずY先生が

「水没したエンジンのキャブレターは、アカン場合が多いよっ!!」

そうです、なぜ思いつかなかったのか・・・

いままでも、ボートの燃料タンクに海水が混入したBF90AYの4連キャブを

数回のキャブOHでも全然直らないため、

涙目のお客様の目の前で問答無用で交換したり・・・・・

水没機や海水を「飲んだ」船外機のキャブレターを

何度も交換してきたのに・・・。

キャブレタークリーナーは塩分は分解できません。

キャブレターボディーはアルミの為、海水が入ると

電気腐食でしょうか?内部がブツブツになっている場合があります。

直接掃除できない燃料の通路が塩で塞がれると、お手上げになります。

目では見えない内部なので、症状で判断するしかありません。

水没とわかっていたのに・・・

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淡水で使用していた、中古のキャブレターを持ってきて、

移植します。

いままで私が費やした時間をあざ笑うように、

まったく快調にエンジンが掛かっております、BF2DK2君・・・!

ほっとして、一瞬力が抜けますが、ニヤけながら電話に近づき

オーナー様にすぐに電話をして事情を説明します。

すぐにご理解いただいた上に、

部品代分ぐらいだけお願いすると、

「ちゃんと金額を請求していただかないと困ります」みたいに

言われてしまいました。

再来店になってしまったのに、なんという・・・・

時間が掛かったことを忘れてしまいそうなお言葉をいただきました。

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これ、修理で摘出しました、

おそらくガソリンの通路の奥のどこかが

塩害で詰まってしまったキャブレターのボディーです。

ああ、直ってよかった・・・・・・・・・・・・・・・。

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