皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
先週ですがニュージャパンマリンさんのお手伝いで
関西ボートショーに行ってきました。
展示のNSB335ですが、もう5隻目まで製造されているとのことです。
https://www.njm-sy.co.jp/news/20220425_nsb335_ja.pdf
1年に1台くらいのペースで作るようなBIGボートなのに
2022年からすでに5隻・・・
人気と工場の皆様のご苦労がわかるというものです。
そしてその数日後は一昨年換装させていただきました
BF150Dの定期点検に行ってきました。
換装前のBF150A4の時からこのオーナー様の点検は
私の春の恒例行事の1つとなっています。
前回は3月だったのですね、遅く成ってすいません。
排気管についている防食亜鉛ですが、BF150A4/BF150AK1/BF150Dの場合、
私は迷ってもここだけは交換します。
156時間で塩に覆われて真っ白になっています。
体積があっても表面が汚れていると、効果が下がるようです。
メーカー指針は400時間で交換ですが、開けてみないとわからないし
次にいつ依頼が来るかわからない人は、特に交換させて頂いております。
1個¥627円で穴が開くのが防げるなら、安いものです。
ギヤケースとブラケット下のアノードは状況が良かったので
今回は未交換にしました。
ギヤオイルも1年に1回します。
(業務艇で時間の多いやつは300時間おきぐらいで交換)
糸巻きナシ、白濁なし、鉄粉もほとんどなしです。
たまにギヤオイルが真っ黒の人がいますが
密閉された中で黒くなるって、かなりやばいことが
起こっているということですよね。
艇体側燃料フィルターを交換します。
このボート、以前燃料タンクに水が入ったことがあるそうで
タンクの汚れが多めなので、最近は毎年交換させていただいています。
お客様のボートの体調を覚えておくのも、仕事の一つです。
今回インペラー交換はしませんが、そろそろグリスアップしたほうが安全と
ギヤケースを外して各ネジにグリスを塗っておきました
来年、楽するためでもあり、塩害を防ぐためでもあります。
当然スイベルケースやチルティングパイプ、油圧操舵機にも
グリスアップします。
塩害をなめてはいけません。
艇体の外側ドレンプラグを抜いても水はなかったですが
内栓(内側ドレンプラグ)を抜いたら水が出てきました。
ボートの構造を覚えておくのも仕事の1つです。
ギヤケースも外していますし、最後は陸上試運転を実施して
確認OKでした。
ほかにも大仕事があって泊りになったのですが
夜は久しぶりに駅前のお姉さんのバーに行くことができましたので
二重まるのお仕事となりました。
さて、今週も出張で重整備が入っております。
エンジンはBF225AK3です。
助っ人も呼んでおります。
但しそこは、近くにバーがないのが、残念なのです・・・・