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中古船外機の再販前オーバーホール

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

昨日は、パソコン診断機Dr-Hの講習会で

名古屋に行ってました。

U1

Dr-Hを持っておられるGさんも同行され、

道中の車中はずっと会話しながらだったので

あっというまっだったのですが、

名古屋日帰りで、さすがに今日は疲れが出てクタクタです。

今後船外機は、これまででは考えられないような進化を

しそうですから、このようなハイテク講習会への参加は

必至です。

このところ中古船外機の再販前整備に掛かりっきりで

修理が貯まってきています(汗)

U2

換装→はずした機の処分、の依頼を受けていたのですが、

手をかければ再販可能と判断し、

下取りに変更させていただきました。

で、他の修理で高額になりそうなお客様にご提案し、

欲しいとのことなので、オーバーホール開始です。

U3

ステムシールは気持ち良く全部交換します。

U4

ついでにバルブもスリスリします。

Honda船外機は耐久性が高い部品を使っているので

丁寧にオーバーホールをすればまだまだ使えます。

錆が来ていたスイベルシャフトは新品に交換し、

オイルがにじんできていたパワートリム&チルトも

分解OHします。

(写真撮るのわすれた)

U5

抜けてはいなかったのですが、

プロペラシャフトなどのオイルシール類も

交換しておきます。

U6

タイミングベルトをはじめ、インペラー、燃料フィルター

オイルフィルター、スパークプラグ、内部アノードなどの

消耗品は当然、交換!

ギヤオイルも交換。

エンジンオイルは組みあがったあと試運転し、

その後、抜いてまた新しいのに交換します。

下取りしてそのまま売ったほうが楽で、利益もたくさん

もらえますが、それではオークションと変わらないし、

せっかく縁あって出会った顧客様に

「すぐつぶれました?しかたないね~中古だから」で

縁切れしたら人生の損ですから

考えられる最大の範囲でトラブルは防ぎたいです。

また、分解して内部まで診る事で

腐食の有無も判断できます。

(今回は当然、腐食なしです)

U7

昼間に作業していて、電話や暑さで度々集中力が切れたりして

夜遅くまで掛かったりしながら、やっと完成しました。

↓動画です。

U8

3連キャブレターなので、調整のあと、

同調作業も実施していきます。

U9

同調が進むにつれ、どんどん調子が良くなってきます。

U10

リモコンなどのレスパーツも、整備していきます。

やっと納品できる状態になりました。

あとはお客様のご準備を待つばかりです。

明日からは、他のお預かりしている修理に

順次掛かっていきま~す。

 

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