未分類

Yamaha F115Bの不調の原因は・・・

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

昨日は定休日だったので、久しぶりに献血に行ってきました。

ご褒美にティシュと青汁を頂きました。

有難う御座います。

次回は7月後半になったら、また採血可能になります。

さてGW連休間近になると、急にトラブルのご相談が増えます。

先日、お隣の県のマリーナ様より、3年ほど前に買っていただいた

Yamaha F115Bの不調の相談がありました。

Yamahaの船外機も耐久性が高いですし、わけのわからない

故障をするようなイメージも、あまり無い。

マリーナ様が販売してから全く点検とかしていないとのことなので

船外機自身のトラブルではないと思いましたし、

「回転にムラが有る」とのことなので、スパークプラグではないかと

発送しましたが、「交換しても左右に首を振るので直っていない」

とのことで、緊急出動となりました。

着いてすぐ、元々付いていたスパークプラグを見ますが、

4本とも焼け方はほぼ同じで異常は感じません。

では、燃料系かとタンクやホースの点検をします。

必死で分解しましたが、内部は驚くぐらいきれいでした。

ホースもフィルターも異常は感じず・・・

ではと、エンジン自身の点検に移ります。

タイミングベルトも異常なし。

途中で陸上試運転を実施しますが、おかしいところは

感じません。

圧縮圧力も4気筒ともきれいに同じです。

途中で「本当に異常があったのか」と

疑う心もでてきたり・・・

念のため、直接原因になりにくい部分も、一応・・・

サーモスタットも現時点では問題なしです。

あとは海上試運転するだけですが、病院に行って

「昼までに帰ってきます」と言ったマリーナさんが全然帰ってこない。

もう、診るとこないし・・・

困ってY博士に電話して相談します。

「F115でしょう、プラグ、プラグ」

思うことは同じ様子ですし、Y博士は何度も

同じ症状でスパークプラグの故障に当たっている様子です。

う~ん困った、困った、早く帰ってこないかな?

それから、さらに時間が過ぎます。

本当に、もう、することが無いかバカな頭で考えて

「もう一回、原点に戻ってスパークプラグ診るか・・・」

4本を順番に、拡大してみたり、叩いたり、振ったりして

再々確認をしてたら、ある時にかすかな音が「コトッ」と

「ああああっ、これやぁ~!」

わかるでしょうか?

拡大すると、

マリーナさんから渡されて、朝一で見た時点では正常な形でしたが

何とか尻尾を出してくれました。

これが元に戻ったり、ずれたりを繰り返していたと思います。

(経験ではズレたままのやつは、失火したままになりますし

焼け方も悪くなっています)

これで、安心して帰れる、いや、試運転をと思っていると

マリーナさんやっと帰着。

私が状況を話すと、「良く見つけたね」との事ですが

何か焦ってる様子なので聞くと、

「緊急入院になってん」とのことで、

「ええええええええええええ~」

そのまま入院と言われたが、ボートの試運転が有るのでと

1時間だけ帰らせてもらったんだということです。

「もう、試運転せんでええんとちゃいますの、事情が事情ですし

オーナーもわかってくれますよ」と言いますが

どうしても「する」ということで・・・

20分だけ海上試運転を致しました、問題なし。

これで気持ちよく帰れます、修理の方は・・・

マリーナさん、最低でも1週間ほど入院になると言ってたけど

大丈夫かな?

今回の件は、毎年~数年おきに定期点検やシーズン前点検をしていたら

防げたかもしてませんね。

やっぱりエンジンの機構には問題なかったですF115B。

消耗品の問題でしたよ~。

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。