YAMAHA 9.9FMHSが直った。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
ボートショーが近づいてきて、各メーカーのホームページが
にぎやかになってきました。
ヤマハさんは250馬力船外機2基掛けの32ft
フライブリッジクルーザーを発表されるのですね。
カッコいいです。
さて、なにをしてもギヤケースのオイルシール部の
漏れを止められなかったYAMAHA 9.9FMHSですが、
オーナーに許可をいただき、最終手段で
バーチカルシャフトを交換させていただきました。
上のが今までのシャフトで、筋が入っているのが
わかりますか・・・
下が新品です。
スペシャルナット(当然交換)なのに、さらにネジロックを使う
心配性な私・・・狭くて手が入らないので
低馬力は低馬力の苦労があります。
今回はギヤケース組立て~分解3往復しました。
「機械はうそをつきません」パッと直りました。
安くしてあげられなくて申し訳無いです。
このサイズのギヤケースは高馬力ほど精密ではないので、
シールをずらして打ち込んでもシャフトが微妙に
上下に動くからか、ずらした効果が出ないのか?
うまくいく場合の方が多いのですが、
今回は削れた溝が深すぎた?
やっと作業が進みます。
インペラーを新品に交換し・・・
組み上げたギヤケースにギヤオイルを注入。
当然パッキンは新しいのを使います。
燃料フィルターはちゃんとゴミをろ過していました。
グリスガンで注入すると、スイベルケースから
水がポタポタ出てきました。
海水と思いますが、放置すると中で塩が固まって
首を振らなくなる場合があります。
定期的なグリスアップで海水の追い出しを~
試運転開始です。
インペラーが新しくなったので、
勢い良く水が出ています。
調子はおおむね、問題はないのですが・・・
アクセルオフ時にほんの少し「ごほごほ」いうので、
遅くなったお詫びにサービスでキャブを清掃・・・
あれ、内部はきれいです。(掃除はします)
実施後、ほとんど変化無し・・・
では、これか?
お客様のご要望で、スパークプラグはご自身で
交換されるので、現状のままです。
調子は、もともと良かったということですが、
本当に調子は問題無です。
試運転終わりました。
キャブレター内のガソリンを抜いておきます。
1週間ほど余計に掛かりましたね。
あと5CSも終盤に差し掛かって、
試運転も終わったのですが、
プロペラを取り付けようとしたら・・・
紫外線劣化でしょうか?
20年の歳月の影響・・・(泣)
せっかくこちらも終了できると思ったのですが・・・・・・・・・・・・・・・
すいません!もう少し、お時間くださ~い・・・・・。
この記事へのコメントはありません。