TOHATSU MFS6Bのキャブレターはラッキーでした。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
本日、在庫補充の為、注文を入れていた部品が
やってきました。
BF2用6ピッチ新型プロペラも、普段はこのホームページの
↑上の部品コーナーで売っているのですが、
最近、店頭に買いに来られる方が増えてきたので、
こちらにも入れておきました。
これから、作業の合間を見て値札をつけたり・・・
値段付け、結構大変です。
でも、価格を書いていかないと来客時にあわてるので、
結局先に書いていかないと駄目ですね。
全部、部品番号を価格を覚えられたら言いのですが、
このポンコツ頭には、無理な話です。
さて、キャブが海水を飲んでたMFS6Bの続きです。
部品がメーカーから届いたので、恐る恐る
「神様、大事な通路は塩で詰まっていませんように」
組み立てて試運転します。
「ああ、良かった」
シボリの調整に苦労しましたが、
無事に調子を取り戻しました。
きれいに洗ってあげます。
ああ、そういえば、先日シリンダーに塩が詰まっていた
DT2ですが、苦労してエンジンが掛かるところまで
復活させたのですが、試運転すると、直ぐに
熱を持ってしまい、オーバーヒートしそうです。
仕方なく他の部分も調べてみると・・・
「やっぱり・・・」
アンダー内の冷却水通路も塩で完全に詰まっています。
使用後に全然清水を通して洗わなかったんでしょうね。
パワーヘッドの下側の冷却水通路もこの通りです。
船外機がかわいそうです・・・・(泣)
皆さん、水冷の船外機の使用後は必ずエンジンを掛けて
内部まで水を通してから終わってください。
話をMFS6Bに戻して、オーナー様が持ってこられたとき、
私「使用後にキャブの燃料を抜きましたか?」
オーナー様「エンジンが止まるまで燃料を全部使った」
私「キャブのドレンから抜かないとダメですよ」と
ご説明したのですが、他の方々とも毎週のように
どなたかと議論になる内容です。
今回、試運転中に思い出したので、実験して
写真に撮って見ました。
まず、試運転中にフューエルコネクターを抜きます。
このままエンジンが止まるまで放置しておきました。
止まったあと、キャブレターのドレンプラグを緩めてみると
(判りやすいようにペーパーウエスを置いています)
この残ったガソリンが、腐ったり干からびて固形化
したり、ガム質に変身してスローやメインジェットや
その他の通路を詰まらせ、不調を起こしたります。
調子の悪いエンジンは、エンジンが掛からなくなる前の
「少々調子が悪い」時には、爆発がちゃんと出来なくて
排気通路がススだらけになったり、プラグがかぶったり、
特にバルブに燃えカスのカーボンが大量に付着したりすると
キャブの分解清掃調整だけでは完全に直らず
ヘッドを分解しないと完全に調子が戻せない場合もあります。
次にいつ乗るかはっきり予定が無い場合は、
陸(オカ)に上がったら直ぐにキャブからガソリンを抜いて
下さい。
あと、海水は絶対に駄目ですよ。
今回はラッキーでしたよ~ぉぉぉぉ!
この記事へのコメントはありません。