TOHATSU MFS6Bと、キャブは海水を飲んでいるかいないかで全然ちゃうんですわ。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
こんな映画をご存知ですか?
最初から最後まで、主人公以外の人はほとんど出てきません。
セリフもほとんどありません。
たぶん、海に関係ない人がみたら非常に退屈だと
思うかも知れません。
でも、日頃、海や湖で楽しんでいる皆さんにとっては
食い入るような場面の連続だと思います。
まだ見ていない皆様、お勧めです。
さて、MFS6Bが修理に入ってきました。
お客様、「エンジンは掛かるが、直ぐにSTOPする」とのことです。
なにやらクルマの車検の直後とのことで、予算が・・・
私、「キャブレターの分解清掃調整ぐらいなら、そんなに高くつかないですが、
キャブレター内に海水が入って塩が詰まっていたら、
クリーナーで塩は溶けず掃除できない場合があるので、
そうなってキャブASSY交換になったら高くなるかも」と説明します。
お客様「海水は入れていない」とのことです。
先に、やっと部品の来たBF15D1のハーネスを交換して、
試運転など完了して、先約の終了後取り掛かります。
まずは試運転。
確かに、エンジンは一発始動ですが、チョークを
戻した途端ストンと止まります。
半チョークぐらいで何とか掛かり続けますが・・・・
キャブを分解していきます。
「んっ、んっ・・・・・・・・・ああああああああああああああっ!」
白い結晶上のものが見えます。
各パーツをはずすとき、ざらざら感があります。
「かなり、ひどい・・・・」
ガソリンの変質などの詰まりはほとんどありません。
お客様、「1年ほど前にも修理してもらった」とのことだったので
過去のカルテを調べると、2013年11月(2年前)にも
キャブレターのOHをしております。
そのときは塩の記述が無いので、それから今までの間に
海水を飲ませてしまったようです。
時間を掛けて、やるだけのことはやりました。
あとは、試運転してみて・・・・これで直ればよいのですが・・・・・
この記事へのコメントはありません。