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Tohatsu MFS30Bの続きとHonda BF20DK2の修理です。

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

先日、衝動買いを・・・

E1

どうしても生で食べたくなって、ブランド?買いしました。

何年ぶりかな?生食。

お酒がすすみましたよ。

さて、高速時オーバーヒートを起こすという

TOHATSU MFS30Bの作業の続きです。

E2

パワーチルト&トリムリレーに緑青(錆)が発生しています。

ご依頼箇所ではありませんが、後々不具合に原因になってはいけないので

磨いて接点復活材を塗布しておきました。

E3

水路の塩詰まりなどの掃除の間、切り離されていた

「頭」をホイストで吊り上げ、首を接続する

準備をします。

E4

インテークマニホールド部のOリングは、

分解したら新品に交換しましょう。

2次エアを吸い込んだら、修理しているのか不調にしているのか

わからなくなります。

E5

組立てに入ると我を忘れて気がついたらいつも夜中で、

完成してすることが無くなって我に返る。

真夜中なので近所のことを考えて試運転は出来ず

液体パッキンも乾いて一石二鳥で翌朝試運転する。

多分、夜は電話もメールもなくなるので、余計に

集中をしてしまうのでしょうか?

ああ、早く帰りたい・・・

E6

試運転も無事完了です。

本日、お持ち帰りになられました。

また近く、バッテリースイッチ取付とかに

来られるようです。

常連さんになりつつありますね。

ありがとうございます。

お次はHonda BF20DK2 LHGJです。

Y社系列の有名店様よりのご依頼です。

E7

技術力はお持ちの会社様ですが、ディーゼル船とかお忙しいとのことで、

おまかせいただくことになりました。

ありがとうございます。

漁師さんがお使いのエンジンということですが、

現地で他店さんがインペラー交換をしたが、

完全に直っていないとのことで・・・

試運転しますが、検水口から水がでません。

サーモスタットを確認すると、一応湿っています。

検水口ホースに息を通しますが、ほんの少し通りが悪いです。

E8

検水口ホース内からインペラーの羽根の破片がでてきました・・・

初めてです。

インペラーが破損したあとも、かなりたくさんの時間、

エンジンを運転していたと推測します。

BF20Dに、オーバーヒートでエンジン回転制御&停止機能が、

ついていたので助かりましたね。

(温度異常高温→2800rpmに回転制御→1分後エンジン停止)

E9

アイドルポートチャンバー内にも破片があって・・・

E10

排気側ウォータージャケット内にも破片があります。

そして極めつけは・・・

E11

水路を塞ぐように、破片がポンプケース下側に

残っていました。

これが高速時に冷却水不足を起こしていたのかな?

E12

同型部品と比較しますが、ポンプケースは

大丈夫のようです。

インペラーを2~3年おきなど定期交換していれば、

今回の故障は防げた可能性があります。

バラバラ事件でエンジン内各部に散らばった

インペラーの破片の捜索費用はお気の毒ですが

少し、高く付きましたね。

E14

ウォーターパイプには詰まっていないようです。

その他、消耗品の交換のご依頼もありました。

E15

オイルフィルターの塗料がはげています。

交換で締め付けたとき、傷が入ったのかな?

こんな状況のまま長年使って錆びて穴があき、

エンジンオイルがタラ~っと漏れているのを

極まれにですが見ることがあります。

締め付け時に傷をつけるのは絶対にダメですが、

素人の方の場合、傷をつけたならペンキで

タッチアップしておきまでょう。

E16

ギヤオイルを少し抜いてみました。

交換をしたことはありそうですが、少し汚れているので

これも交換しましょう。

明日部品が届いたら、組立てに掛かれそうです。

あと、Tohatsu M2Bのシーズン前点検も入っています。

さらに・・・今年は1月からGPS魚探の注文/予約が激しいです。

1月とは思えない、バタバタですね。

う~ん、2018年の海/湖の遊びは熱くなりそうです~

 

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