NSC-265&BF250AとYamaha F2Aの修理
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
関西フローティングボートショー会場から
画像が送られてきました。
おおっ!
光輝いております。
ニュージャパンマリンさんのNSC-265!
この新設計された波きりのよいカタマランハルと
BLAST/VTEC/ダイレクトエアーに武装された
BF250Aのハイパワーは相性抜群でしょう。
乗りたかったなぁ~
あと、燃費も良いはずです。(250Hpクラス)
明日も、明後日も新西宮ヨットハーバーでやってますので
皆さん、ぜひぜひご見学を!
私は・・・明日は出張整備で行けません(泣)
さて、本日はYamaha F2Aが修理で持ち込まれました。
ここのところ、ヤマハ船外機の修理が連続しております。
オーナー様によると
「エンジンは掛かるが、吹けない」とのことで、
症状確認の為、試運転をします。
一発始動ですが、スロットルグリップを回すと、
プスッとエンストします。
来たとき、オーナー様に
「エンジンオイルの入れすぎでは」とたずねると
確かに、自信がなさそうで・・・
う~ん、かなり多そうです。
汚い廃油ジョッキで申し訳ありませんが、
計ると、800mℓ(0.8ℓ)入っていました。
メーカー指定量は350mℓ(0.35ℓ)ですので、
約2.3倍入っていました・・・
これでは、吹けません。
で、エンジンオイルを交換/規定値に戻しても、
アイドリング回転数はグッと上がり、
ゆっくりなら全開近くまで回るのですが、
急だと、まだダメです。
残念ですが、各部分解点検に入ります。
スロットルとは関係ありませんが、サーモスタットを
点検します。
サーモスタットは正常に動いていましたが、
白い紐のようなものが絡みついていました。
ほんの少し、見た甲斐があった?
キャブを外して、ドレンを抜きますが
「あれ?」燃料が出てきません?
器で受けて不調の犯人を逃さないようにしながら
キャブの各部を分解します。
小さなぶつぶつが・・・水が・・・
「ああっ」
フロートチャンバーをひっくり返したときに
思わず声が出て・・・
キャブの底に岩塩がいました。で、
ドレンの穴が詰まってしまい、ドレンを抜いても
燃料が出てこなかったんですね。
オーナー様に連絡しOKが出たので部品の注文をしました。
週明け部品が届き次第、完成予定です。
あっと、先ほども書きましたが、明日は出張整備で
留守になります。
BF135A4の定期点検なので、何時に帰ってこれるのか
わかりません。
ご不便をおかけしますが宜しくお願い申し上げます。
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