皆様ご機嫌はいかがでしょうか。

特価のご案内をしていましたBF90DK5が業者様と契約になりました。

有難う御座います。

新型BF150D/135D/115Jの契約でもれなくプレゼントの

レスパーツプレゼント（DWBで定価23万相当）も継続中ですので

載せ替えを考えている方は、今が大変チャンスですよ。

寒い日が続きますが、それでもボートに乗っている方々は多く

整備のBF90DK5の定期点検を実施しました。

お客様、この約1年間で600時間以上乗っておられました。

スパークプラグの先端も細くなっていました（驚）

ノーマルのニッケルVプラグでは1年間持たないと思い

イリジウムプラグに交換しましたよ。

シリンダーブロック内部の防蝕亜鉛も陸上保管とは思えないほど

消耗していました。

これをずっと交換せず、7年後ぐらいに

「エンジンオイルが白濁する」って言っても後の祭りです。

定期的に点検し、清掃や交換をしてくださいね。

一般の方の3～5倍乗れば、そりゃ燃料フィルターも真っ黒です。

交換時はOリングも必ず交換してください。

燃料がポタポタ漏れたら・・・カチカチ山です。

試運転チェック時に漏れが無いかも確認してね！

パワートリムのシャフトの先端には絶えずグリスを

切らさないように努力しましょう。

先端だけですよ、シャフトの側面に塗ると

ゴミや小石やなんかが付着したまま縮んで

オイルシールが破損し、作動油が漏れることがあるので

先端以外は塗らないように。

BF90Dには大きく分けて4種類あって、

BF90DK0（ビーエフキュウマルデーケーオーとか言ってます）

BF90DK2

BF90DK4

BF90DK5

が、あるのですが、インペラーが違います。

私が手に持っている大きい方は、BF90DK0/BF90DK2に使う

インペラーで通称「ZW1」、2個並んでいる小さい方が

BF90DK4とBF90DK5で使う「ZY9」タイプです。

DK4/DK5は小さいインペラーを使うことでさらに抵抗をなくして

旧タイプよりパワーを向上させています。

間違わないようにご注意ください。

プロペラシャフトへの糸巻きもありませんでした。

ここには耐水グリスを塗ってくださいね。

塩で固着するのを防ぎます。

油圧操舵機も軽く分解し、接合部に耐水グリスを

塗りましょう。

ボートの工場出荷時に全然塗られていないケースもあり

油断大敵です。

電蝕で固着すると故障時に分解できなかったり、

作動時に動きが悪くなったりします。

全体的に異常なし、良かったです。

次回の点検まで、うまく使ってくださいね。

有難う御座いました～