HONDA BF9.9D1とまた自主回収の未実施機を発見いたしました。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
先日、緊急手配したBF2D用のプロペラですが、
すでに残り○枚となってしまい・・・
このペースだと、今度こそ1~2週間バックオーダーと
なりそうです・・・
うれしい悲鳴と言うか、本当に有難うございます。
メーカー様とのお約束で、しばらくは日本での販売は
弊社のみとなります。
さて、先日、HONDA BF9.9D1が修理に入ってきました。
D1ですから、BF9.9A2から新型に切り替わった
すぐのモデルです。
症状をお聞きして、「たぶんキャブですね」と、
時間があったのでお客様の前でキャブレターを
ばらして、「ここが詰まっていますね」とお見せしました。
ほかにも詰まりは確実なので、納得してお預かりさせて
いただきました。
さて、キャブの清掃をと・・・
フロートチャンバーの下をバイパスして通じている
加速ポンプ通路が詰まって、通りません。
クランク曲がり2回なので、ヤマハさんの誇る
スーパーキャブレタークリーナーにすべてを託します。
ぶくぶく、シュー、待機、ぶくぶく、シュー、待機・・・・
あきらめかけた5回目で通過しました。
さすがスーパーキャブクリです。
いつも頼りにしています。
通貨しなかったら、チャンバーを交換になるところでした。
加速ポンプのエレベーターも、降りたままあがってきません。
これはスーパーキャブクリでもだめで、ヒートガンで軽くあぶって
「ビヨヨ~ン」と飛び出してきました。
「やれやれ・・・んんん・・・ああ・・・ああああああ発見やー」
加速ポンプブーツが、自主回収されておりません。
この加速ポンプブーツは、国土交通省に届出され、
無償修理の対象となっていました。
(初期のモデルのみです。不安な方はメーカーHPで
自分のエンジンのフレーム番号を検索してください)
http://www.honda.co.jp/recall/power/
昔、大阪東部にたくさん船外機を販売されるお店があったのですが
お店を閉めてしまったので、たぶん今回のBF9.9D1も
そういった理由なのかな~と推測しました。
早速、無償修理を実施します。
対策済み部品と交換いたします。
対策済み部品には、下に金属のリングが付いています。
これが付いているものは対策済み、または最初から
問題なしのエンジンです。
交換終了しました。
証のシールを張ります。
完了です.
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