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HONDA BF2DK2は、海水をたっぷり飲んで・・・・・・・・・

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?

台風がやってきましたが、ボートの備えは万全ですか?

昔、ボート販売時のお約束で、お客様の串本ビルフィシュトーナメントの

お供をさせていただいたことがあります。

そのとき、なんと大会中に3つも台風がやって来て

海は大荒れ・・・35ftのボートでも小船のように揺れまくります。

でも、大会は続けられ、本部船のアドミラルさんがスタートラインを・・・

続きは、そのうちに・・・

あの時は、本当に大変でした。

さて、ご友人に連れられてやってきた、BF2DK2君の修理です。

12-11

エンジンを掛けてみると、中速以下の回転でエンストします。

高速は何とか「ブンブンブンブン」と維持できますが、

スロットルを戻すと「プスッ」・・・

「たぶんキャブレターやと思います」

大体のご予算とかお話して、ご友人様、オーナー様に

電話して、私に替られました。

なにやら、買った当初はちゃんと動いていたが、

すぐに調子が悪くなり、1年間チョークを引いたまま!

走っていたとか?

どこか知りませんが、買ったお店を良く思っておられない

ご様子です。

少しお話をして、入院が決まりました。

ご友人さまがお帰りになって、診断を開始します。

「やっぱり」

B2-3

キャブレターがコテコテでございます。

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おおおっ、いろいろと・・・海水ですね。

たぶん

B2-5

いっぱい出てきます。

買ったお店は、関係ないと思います。

犯人は、海水です。

B2-6

で、これが詰まっていたので、スローが利かなかったんだと

思います。

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きれいになりました。

おっと、これ、便利です。

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キャブレター専用のマイナスドライバーです。

先の形状が・・・

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ここの分解とか、楽勝です。

話を戻して・・・

キャブレターがこの状態だったので、ガソリンが信用できません。

捨てます。

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ギヤオイルもチェックします。

少し出してみて「あれ、なんやこの色」

全部出してみます。

B2-11

難しい色でございます。

判断が出来ないので、計測機器に頼ります。

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一応、バーチカルシャフトもプロペラシャフトも

シール部の漏れはありません。

圧力もぜんぜん保持しています。

問題なくて、ホッとしました。

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試運転を行います。

ちゃんとかかるのですが、少し何か気に入らないので、

スパークプラグを新品に交換してみました。

う~ん、スッキリです。

絶好調です。

お電話したら、明日ご友人が取りに来られるとのことです。

皆様、チョーク引っ張らないとエンジンが掛かり続けないとかになったら

すぐに買ったお店や、なじみのサービスマンに診てもらいましょう。

でも、どうやって海水が燃料に混入したのでしょうか?

携行缶のタンクが、怪しいとにらんでおります・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

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