HONDA BF2DK2は、海水をたっぷり飲んで・・・・・・・・・
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
台風がやってきましたが、ボートの備えは万全ですか?
昔、ボート販売時のお約束で、お客様の串本ビルフィシュトーナメントの
お供をさせていただいたことがあります。
そのとき、なんと大会中に3つも台風がやって来て
海は大荒れ・・・35ftのボートでも小船のように揺れまくります。
でも、大会は続けられ、本部船のアドミラルさんがスタートラインを・・・
続きは、そのうちに・・・
あの時は、本当に大変でした。
さて、ご友人に連れられてやってきた、BF2DK2君の修理です。
エンジンを掛けてみると、中速以下の回転でエンストします。
高速は何とか「ブンブンブンブン」と維持できますが、
スロットルを戻すと「プスッ」・・・
「たぶんキャブレターやと思います」
大体のご予算とかお話して、ご友人様、オーナー様に
電話して、私に替られました。
なにやら、買った当初はちゃんと動いていたが、
すぐに調子が悪くなり、1年間チョークを引いたまま!
走っていたとか?
どこか知りませんが、買ったお店を良く思っておられない
ご様子です。
少しお話をして、入院が決まりました。
ご友人さまがお帰りになって、診断を開始します。
「やっぱり」
キャブレターがコテコテでございます。
おおおっ、いろいろと・・・海水ですね。
たぶん
いっぱい出てきます。
買ったお店は、関係ないと思います。
犯人は、海水です。
で、これが詰まっていたので、スローが利かなかったんだと
思います。
きれいになりました。
おっと、これ、便利です。
キャブレター専用のマイナスドライバーです。
先の形状が・・・
ここの分解とか、楽勝です。
話を戻して・・・
キャブレターがこの状態だったので、ガソリンが信用できません。
捨てます。
ギヤオイルもチェックします。
少し出してみて「あれ、なんやこの色」
全部出してみます。
難しい色でございます。
判断が出来ないので、計測機器に頼ります。
一応、バーチカルシャフトもプロペラシャフトも
シール部の漏れはありません。
圧力もぜんぜん保持しています。
問題なくて、ホッとしました。
試運転を行います。
ちゃんとかかるのですが、少し何か気に入らないので、
スパークプラグを新品に交換してみました。
う~ん、スッキリです。
絶好調です。
お電話したら、明日ご友人が取りに来られるとのことです。
皆様、チョーク引っ張らないとエンジンが掛かり続けないとかになったら
すぐに買ったお店や、なじみのサービスマンに診てもらいましょう。
でも、どうやって海水が燃料に混入したのでしょうか?
携行缶のタンクが、怪しいとにらんでおります・・・・・・・・・・。
この記事へのコメントはありません。