HONDA BF2Dばっかりの日と、懐かしい電話がありました。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
釣りシーズンまっさかり、お客様の来店が増えております。
昨日はなぜかHONDA BF2Dしか触っていない日でした。
まずはご契約いただきましたBF2DK2の納品前チェックです。
エンジンオイルを250cc入れます。
船外機は絶えず全開で使う場合が多く、
オイル消費消耗量がクルマよりずっと多いので、
私は規定量の90%~100%(エンジンによる)
入れるようにしています。
BF2DK2はとくに皆様全開時間が多いので
250CCギリギリきっちり入れます。
(私もBF2D4で釣りに行くと、出航から帰港まで
移動中はほとんど全開です。
なので4~5回乗ったらエンジンオイルは交換するように
しています。)
但し、入れすぎるとブローバイバスに混じるオイルが増えて、
外に垂れて出てきやすくなったり、キャブやスロボが汚れるのが
早くなるので、規定値以上はご法度です。
自分が売ったものは点検、修理、下取りなどで
返ってくることが多いので、
このボルトは必ず塩噛みしないように対策します。
その他、錆止め、潤滑いろいろ納品前の点検をします。
終わったら試運転です。
「ブンブンブンブンブンブンブンブンブン」
試運転が終わったら、キャブレター内のガソリンを抜いておきます。
お次は、定期点検に入っているBF2D6の続きです。
ネンリョウタンクにはうっすら錆の粉などのごみが
入っていましたよ。
お客様のご依頼でキャブレターの分解清掃です。
ひどい汚れはありませんでした。
「あれっ」
問題はありませんが、BF2D4のパッキンが入っていました。
過去にキャブレターの修理をされたことがあるのかな?
性能に問題は無いです。
ラインの巻き込みもピンの損傷もありませんでした。
あと、在庫していなかった部品を注文したので、それが
入ってきたら定期点検完成です。
最近増えております、定期点検のご依頼のお客様。
ご自分の安全を考えての行動、うれしい限りです。
次のBF2D6は、オーナー様病気で7年ぐらい使っていなかった
ので、エンジンが掛からなくなってしまっての修理のご依頼です。
「キャブレターのガソリンを抜いていない」とのことだったのですが、
ジェットがガソリンのミイラのせいで完全に詰まっています。
これは、もっともひどい例ですが、1ヶ月以上使わない場合は
キャブレターのガソリンを必ず抜きましょう。
弊社に来店になる方には、BF2DK2~BF30DK2までは
使用毎に抜くようお勧めしています。
ガソリンを抜かずに入院になった方のエンジンは、
このキャブレターお掃除工具のお世話になります。
この針、それぞれ太さが違います。
この方もエンジンオイル、ギヤオイル交換します。
今週はオーナー様の都合で入っていた出張修理が2件ほど
6月に変更になりました。
来月もあっちこっち行くことになりそうです。
あっと、先ほど電話があって、
数年前から関東に行っていたボートオーナー様が
大阪に帰ってきたとのことで、
明日来店されるそうです。
明日が楽しみです。
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