HONDA BF115DK1とよく乗る人はイリジウムにしましょう。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
えっ、朝から意気消沈したって・・・・W杯本当に残念でした。
ちょうど試合が終わったとき、クルマを運転していましたが、
対向車の方の表情の多くが曇っていたのが、
印象的でした。
さて、本日は朝早くから、マリーナ様のご依頼で
BF115AK1の調子が悪いとのことで点検に・・・
桟橋に舫ってあるとのことで、エンジンを掛けようと
近づくと・・・・・もうエンジンは掛かっていました。
「ああっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
W杯に続いて、ワタクシ、本日2回目の意気消・・・・
「ぜんぜん調子が良さそうではないか・・・・」
パソコン診断機「Dr-H」を接続しますが、
どこも悪くないので、何も出ません。
「振動が多い」と聞いて、半日のつもりで行ったのですが、
調子が良いので、仕事がありません・・・
「ああっ、これでは赤字だ・・・・・・・」
横で見ていたハーバーマスターが私の気持ちを
察してか「Hさん、スパークプラグを交換して」と
お仕事?をいただけました。
ありがとうございます。
現在、このエンジンは340時間ほど稼動していました。
このBF115DK1、お客様の負担を減らす目的とかで、
ノーマルプラグ(ニッケルプラグ、白金やイリジウムではない)
がセットされています。
BF150A4やBF135A4の時代は、イリジウムプラグが標準でした。
でもBF150AK2やBF135AK2にもニッケルプラグが選択可となりました。
ニッケルプラグは¥700-(税別)です。
交換の目安は6ヶ月毎、または100時間運転毎の早い方が望ましいです。
イリジウムプラグは¥2,000-(税別)です。
交換の目安は、2年毎または400時間毎のどちらか早いほうが望ましいです。
このエンジンには、ノーマルのニッケルプラグが付いていました。
最近の4ストロークEFI船外機は、燃費をよくするため、
高圧縮で、しかもリーンバーン制御で薄い燃料で燃焼させるためか
スパークプラグには大変な負担が掛かっています。
交換するとき、真っ白に焼けているケースもあります。
左がニッケルプラグ、右がイリジウムプラグです。
イリジウム合金の方が耐久性があるので、
先端を細く出来て火花もGOODで、
ニッケルより長い期間安定して使用できます。
BF115DやBF135A、BF150Aのオーナーの皆さま
年間の使用回数が多い方は、イリジウムプラグのご使用を
お勧めします。
さて、振動が多い?という話ですが、
オーナー様はボートを最近乗り換えられて、
今回見せていただいた、船体に発泡ウレタンを充填した、
各部厚みのある頑丈な船体のボートだったので、
前の艇とは振動の伝わり方が変化して、気にされたのかな?と
推測しました。
あくまで私見ですが・・・
さて今回、ハーバーマスターの判断でプラグがイリジウムに替った
BF115DK1、あと2年、または400時間はそのまま使えると推測します。
私は急いで帰ってきたので、今から工場で他の修理の続きをしま~す。
(出ないと今日の仕事が、さびしすぎま~す)
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