HONDA BF225AK3の点検とYAMAHA F60Cのギヤケースの修理です。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
今日も大阪は、去り行く夏に反抗しているかのように
「暑い」です。
うれし~!
このまま11月まで反抗してくれへんかな~。
先週、αステーションの「しもぐち☆雅充」で
ミスチルの「君がいた夏」♪がかかって
「まだかけるの早いで~」と独り言を言ってたら
今日もFM大阪でかかってしまい、
さびしくなってテンションの日々下がるワタクシです。
さて先日は業者様の依頼で225AK3の点検整備へ
朝から程よく暑くて、うれしいです。
なにやらお盆休み直前にアラートが発令、警告音がなったので
慎重なお客様は不安なので、診てほしいと・・・
パソコン診断すると、オーバーヒート警告が2回鳴ってました。
たぶんこれかな?
(お盆休みにも2回ほど乗って、そのときは異常無かったとか)
進水後半年になるので、油脂消耗品の交換も依頼を
受けました。
エンジンオイルはゲージより上まで入っていたので
今回は7リットル入れました。
出し切れない残油もありますし。
満タンで7.6リットルなので、92%です。
入れ過ぎるとブローバイガスとともにエンジンオイルが
出て、吸気系の汚れを加速させ、アイドル不調を促進しかねません。
ちなみにBF225A系の最下限のオイル量は3.4リットルです。
ボートは姿勢が大きく動くのでこの量では不安ですが、
3.4ℓ~7.6ℓまでの間が、安全のマージンということですか。
ギヤオイルも初回の交換の為、早めに抜きます。
新品から何年も交換しない恐ろしい方がたまに居られます。
買うときは、販売店から説明聞いていると思うのですが・・・
初回だからか、鉄粉が少々付いていました。
当然、パッキンも新品に交換します。
一個¥50円です。
(各メーカーと比較したら、かなり安いほうだと思います)
毎回自分で交換する方は、10個ぐらいストックしておきましょう。
BF225AのA2~A6の古いほうのギヤケースも、
AK1~AK3の新しいほうのギヤケースも、
ギヤオイルの量は同じ1.17リットルです。
暑いので早く入ります。
午前中はこれで終わって業者さんにお礼を言って別れ、
午後は違うマリーナへ向かいます。
F60Cのクラッチの不調です。
点検しましたが、現地でできる内容では無いと判断し、
ギヤケースだけはずして持ち帰ります。
ニュートラル位置でも、プロペラシャフトを回すと
「コツコツコツコツコツコツッ」と音がなります。
手術に入ります。
まず、ギヤオイルを抜くと
「ああああ~あぁ~」
真っ黒なギヤオイルが出てきました。
「3年ぐらい替えてへんのとちゃうの~」
思わず、誰にも聞いてもらえない愚痴を叫びます。
海での仕様なので、それなりに、でも、以前の2スト
60FETOや50HETOなどよりは楽に分解できました。
進化しているんですね。
「ああ、やっぱり・・・」
結構磨耗しています。
ここは、もうすぐくっ付いてしまったりして・・・
これは、エグレております。
ここまでひどいのを見たのは、始めてかも・・・
確かに、使用頻度の多いオーナーさんですが、
多いほど、頻繁にギヤオイルも交換しないといけません。
結局、高くついてしまいました・・・
おつりをもらって、こっちも・・・・
ヤマハ船外機も、ちゃんとメンテナンスをしないと、
これはオーナーが自分で壊しているようなものかも
知れませんね。
「ギヤオイルを取説記載の時間で交換する」
それだけで、かなり防げたでしょう・・・・・
バーチカルシャフトシールが当たる分に違う金属?の
部品が付いています。
マーキュリーでも見かける、いい方法ですね。
パテントが切れているなら、他社さんもパクって下さい。
部品を注文しました。
明日着くかな?
月曜はお昼にSさんが来るので、
火曜日には取り付けにいけるかな?
早くしないとお客さんの夏に間に合わなくなるかも
知れないのですわ~
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