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HONDA  BF150A4とTOHATSU MFS6CSの点検です。

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

昨日はまだ、山の上には雪が残っている北の方へ

毎年ご依頼をいただくBF150A4のシーズン前点検に

行ってきました。

K0

朝7:00に到着すると、気温は3℃・・・さむっ。

K01

天気予報に反し、雨が降ったり止んだりを繰り返し、

作業が進まず、苦戦します。

K1

ギヤオイルは毎年交換なので、きれいです。

K2

プロペラシャフトやスラストワッシャー及び

オイルシールに異常はありません。

古いグリスをふき取り、新しいグリスを塗布します。

K05

インペラー交換をしていると、マリーナ所長さんに

缶コーヒーをゴチになりました。

体が暖まってやる気がUPします。

K06

PTTのスラストレシーバー付近には

必ずグリスを塗布しましょう。

古いのをふき取り、新しいのを塗布します。

グリス切れでシャフト先端がきのこ状に広がると

オイルシールが切れて修理しないといけなくなったとき、

抜けなくてシャフトも交換になる場合があります。

ご注意を!

K07

アノードも交換。

BF150A4はやり易いので助かります。

K7

今年は燃料フィルターも交換。

写真は低圧側ですが、当然高圧側も交換しました。

K8

ベーパーセパレーターの燃料も少し抜いて、

水が入っていないかチェックします。

問題なしです。

何年もチェックせず、水の為高圧燃料ポンプが

交換になった方、以前おられました(泣)

K09

EACVをはずして掃除します。

当然、パッキンは交換。

ここから2次エアを吸うと最悪です。

K010

2008年に換装して、1,249.5時間になりました。

がんばっているね~BF150A4君。

パソコン診断して異常はありません。

あっと、たまにお電話で

「パソコン診断してどこが悪いか見てほしい」と言われることがあります。

パソコン診断機は、何でもわかる「故障発見器」ではありません。

警報が鳴り、センサーの異常らしき時、どのセンサーがエラーを

起こしているか確認したり、水温センサーをモニターして、

どのサーモスタットが(HONDA船外機はサーモスタットが

複数付いている場合があり、細かく水温管理しているので)

壊れているか推測することは出来ます。

アイドル回転不良のとき、数値からどこを攻めるか

推測することもあります。

しかし、バルブやピストンなどの異常等はキャブレターの

船外機と同じの基本的な診断をして修理をおこないます。

K13

最後は試運転です。

これで今シーズンもがんばってくれるでしょう!

あと、お預かりしていた

TOHATSU MFS6CSの点検。

L1

L2

絶好調です。

そうそう、もうすぐ関西ボートショーですね。

忙しいシーズンとなりました。

今年もいっぱい海で遊びましょう~

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