HONDA船外機のパワートリム&チルトのオイル漏れ修理
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
昨日のダウン状態から、「ゆんけるの一番高いやつ」3本飲んで
本日は一応動けるようになったワタクシであります。
恐ろしいぞ熱中症!
さて、お題のことですが、中型以上の船外機で、
こういうオイル漏れを見たこと無いですか?
(画像をクリックすると、拡大します(しすぎ?))
パワートリム&チルト(PTT)のダストシールやオイルシールが破損して
作動油が外に漏れている・・・
PTTはアッセンブリーだと、15万とか、20万とか大変高額です。
他社の古いモデルになると、製造が終わっているからでしょうが
50万円というケースもあります。
これ、早めに手当てをすれば、サブピストン部なら部品代だけなら数百円、
数千円で直せたりします。
ポイントはここまで分解できるかどうか・・・
特殊工具が各メーカーから発売されていますが、
それでも緩まず、工具が壊れてしまうこともしばしば・・・
100%いつでも分解できたら、船外機屋さんが
開業できます、というか、腕の見せ所ですね。
しかし、メインピストン部は、メーカー指定はシャフトごと交換なので
数万円・・・しかし、同じように直すこともあります。
メーカー指定ではないので、お客様と相談してからに
なりますが・・・
なお、シャフトの表面に磨耗、錆、傷がある場合は、シール交換をしても
作動油の漏れは止まらないことがあります。
その場合はシャフトも交換になります。
絶対、発見したら、早めの修理が大切です。
すぐになじみのサービスマンに連絡し、対応していただきましょう。
放置して、オイルが少なくなり、動きがおかしいのに無理に使って
いると、完全に壊れてしまいますよ!
さあ、本日もがんばってお仕事開始しま~す。
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