ホンダ船外機

HONDA船外機

ホンダ船外機の性能

エンジンがノッキングポイント直後にもっともトルクが発生する レシプロエンジンの理論を利用し、ボートがゼロスタートからプレーニングに入る時に点火時期の進角と燃料の噴射時期などを緻密にコントロールする独自の知能化技術。

これにより、従来の4ストロークエンジンと比べ物にならないほどのホールショットを可能にした、まさに加速装置付きエンジンです。

特にバスボートなどの軽量艇では、効果絶大です。
皆さんも是非、BLASTパワーを体験して下さい。

吸気や排気のバルブの開閉タイミングは、低回転に適した設定にすると高回転時にはロスが発生し、性能が頭打ちになります。

この問題を一気に解決するのがVTEC。
設定した回転に達すると油圧により高回転に適したカムがバルブの開閉を開始し、変速したかのようにスムーズに最高回転・最高速度まで一気にボートを再加速させます。

エンジン音をよく聞いていると、4500rpm（BF90は5200rpm)から、それまで「ヴィーン」と回っているエンジンがVTEC作動後「ウィィィ～ンンン」と変化するのが聞こえます。この再加速感は、快感です。

世界各地の排気ガス規制を真っ先にクリアしているホンダ船外機は環境性能や燃費にもおしみなく最高の技術を使っています。

クルージング領域で走行中、スロットルを2秒間一定にするとリーンバーン（希薄燃焼）を開始し、さらに最大で２０％ほど燃料を節約します。

波を超えるなどスロットルを動かすと、ドライバーがパワーを欲していると判断し即座に通常モードに変更し、パワーを与えてくれます。エコと操作性をともに備えた、まさに一歩進んだ性能です。