Honda新型BF150D「グランプリホワイトの取付
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
いくら夏が好きだと言っても、暑すぎます・・・・
Honda新型BF150Dグランプリホワイトをセットさせていただきました。
オーナー様、有難うございます。
このオーナー様は私としては珍しく、他社で購入された方で、エンジンがHonda だったのですが
非常に丁寧なお問い合わせから、しばらくしてお付き合いが始まり、ふとしたきっかけで
数年越しでエンジンを換装していただきました。
そして「どうしてもグランプリホワイト」とのことで2か月ほどお待ちいただきまして
やっと換装の日を迎えました。
リモコンケーブルは再使用しました。少し前に2ステーションにされたところでしたが
ケーブル調整が甘かったので、何度も微調整しました。
船外機はメカモデル(ボートの装備とか考え私が勧めました)ですが
マルチファンクションディスプレイをお勧めしました。
安く上げるためにNMEA2000の電源線は、
YSギヤカタログのBEP社の物を使用しました。
何度も書きますが、電子リモコンモデルの場合は全部Honda製のものを
ご使用ください、非常時のバックアップになっています。
今回はメカリモコンでディスプレイの作動だけなので、安さを取りました。
水色のネットワークケーブルと上の頑丈な金属コネクターのTコネクターが
Honda製です。
品質(丈夫さ)が違います。
アナログタコメーターをはずしてマルチディスプレイをセットしたので
タコの電源線を利用してNMEAへの12V供給にしました。
黒/黄がプラスで、黒がマイナスです。
プラスには必ずヒューズを入れてください。
1日目は9時に上架して、その時点でもう暑くなっていましたが
旧い船外機の取り外しから始まり
1時間作業しては水分補給を兼ねて10分休憩し、
そのうち45分仕事/15分休憩。
そして30分作業/20分休憩・・・・
オーナー様にアイスをゴチになり、昼飯の代わりとして体もクールダウン。
(お手伝いのK君が食べない派なので、私もダイエットです)
2日目は配線を中心に作業して、キャビン内には扇風機を持ち込んで
それでも、暑くて休憩を繰り返しました。
オーナー様に「後部から水が入る」と言われてラダーまではずして分解してみたら、
誰がやったのかノンシリコンのスケスケのブカブカでした。
これでは、雨水も海水もジャブジャブは居るでしょう。
(擬音が多くてすいません、バリバリ関西人なので)
最新型の040のマルチディスプレイです。
エンジンが掛かって、ニュートラルなので850の後ろに小さく「N」マークが表示されています。
オーナー様、今回は「トローリングコントロール」を追加されました。
このボタンでデッドスロー時のエンジン回転数を変更できます。
暖気が終わったら、シフトをニュートラルから前進(後進)に入れて、(N消えて)
それからボタン長押しでトローリングコントロールモードに移ります。
最新の040ディスプレイの場合は、トローリングコントロールモードに移行すると
650rpm回転数の「弧」の部分が「グレー」から「ブルー」に変わります。
(ちなみにリーンバーンモードの時はグリーンに変わります)
ブルーに変わったらコントロールボタンを押すごとに50rpmずつ
回転数を変更できます。
900rpmまで上がりました。
異常なしです。
オーナー様はスパンカーを使った釣りの時にこのモードを期待されていて
コントロールボタンをアフトステーションに取付されました。
さあ、セット完了いたしました。
前にはなかった加速装置の「BLAST」は気に入ってもらえるかな。
LAFセンサーからOセンサーに変わった燃費の向上は体感できるかな。
メンテナンスが非常にし易くなった点は、どうでしょうか?
さあ、おい気に入りの「グランプリホワイト」で海原を駆け回ってください。
有難うございました。
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