BF9.9AMが完了で9.9FMHに掛かりだして5CSがやってきて・・・
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
ワタクシ事で恐縮ですが、先日自家用車君が
オカマを掘られまして、またまた代車生活となっております。
現在、衰運の後半戦を戦っている私でありますが、
この運とか占いというのは、バカに出来ないなと、
あと6ヶ月ぐらいだと思うのですが、
出来れば何事も無くすごしたいものです。
さて、BF9.9AMの部品が入ってきました。
違いがわかりますか?
これだけで揚水能力がグッと下がります。
冷却水管の刺さる部分のゴムも、10年ぐらい過て
カチカチになっていたら交換しましょう。
¥167-でしたよ。
新品のインペラーとパッキンです。
ポンプケースも新品になるので、
この部分はフルオーバーホールに成りました。
このエンジンはシフトシャフトの連結に
微妙なクセ?があります。
私は慣れてしまったのでなんとも思わなくなりましたが、
過去に、何度やってもうまくいかず仕事を投げ出した人を
見たことあります・・・・
そのときはビックリしましたが。
お次はスターターモーターの再生です。
これは、業者に任せたほうが良い仕事のひとつです。
船外機屋さんが近くにいなければ、クルマとかバイクとかの
プロショップに頼むのも良いかも知れません。
最近は船外機もクルマもアッセンブリー交換が主流ですかね。
私も、今回はズボッと交換したかったのですが・・・
新旧部品を組み合わせ、フランケンシュタインのように
よみがえったスターターモーターを最後に塗装します。
完全復活を遂げました平成11年製のBF9.9AM君。
お尻が茶色く焼けているのは、
今回のオーバーヒートで超高温の排気が
内側からあたっていて塗装が焼けたからです。
それでもまだ使えますHONDA船外機。
耐久性は・・・高いを通り越して・・・バケモノです。
特にシリンダーとかピストンとかのパワーユニットの
強度を、なぜこんなに強くしているのか不思議な
メーカーです。
たぶん、創業時からそうなのですね。
安く付いてよかったですねSさん。
また直ってしまったので、
また新品を売り損ないます(笑)
次は9.9FMH君の作業もスタートします。
これは、少し時間が掛かりそうで・・・
部品は届きました。
死亡していたサーモスタットの新旧交代をします。
そして、ギヤケースOHの作業は慎重に続きます。
新たに入院された5CS君です。
1995年製で、一度もインペラー交換をしたことがないと
いうことで・・・
私の頭の中は悪い予感でいっぱいになっています。
オーナー様は、あまり感じておられない雰囲気でお帰りに・・・
「ああああああああっ、やっぱり~」
20年間蓄積された塩噛みで、ポンプケースのボルトは
びくとも緩みません。(大泣)
これは、あまり良い蓄積ではありません。
適度な間隔でインペラー交換をしないと、
ボルトがこうなって、高くつきます。
結局これしか手が無く、やはりインペラーは
死亡していました。
プレートの下に欠損したブレードの1枚が・・・
こうなっているのは、ブレード(羽根)がちぎれて以降も
何度か乗った証拠みたいなものです。
エンジンが走行中に止まるとのことだったのですが、
冷却水不足でオーバーヒートして停止していたのかも?
ポンプケースの上にも欠損したブレードが・・・
冷却水の上がる穴に詰まっていて・・・
プロペラをはずしたら、ナイロン?のラインが
たくさんまきついていました。
インペラーが壊れていたので、サーモスタットも
高熱でやられているかも?
あと、4本のボルトでうまく外れたのは1本だけでした。
今日も、折れたボルトの修正から修理が始まります(泣)
もう、これ以上壊れている部分は出てこないでと
願うばかりです・・・・
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