BF8AMとBF2DK2とM2B2の作業はブルブル震えながら~
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
少し暖かくなったと思ったら、
昨日の朝は雪がちらついて寒い1日でしたね。
震えながら作業していました。
お預かりしていますBF8AMですが、
あちらこちら、細かな不具合箇所を発見/改善しながら
やっとここまで組みあがりました。
キャブレターを3回分解/調整したり、バルブを擦ったり
ピストンリングを交換した甲斐あってか、
非常にスムーズにアイドリングしています。
各ホースも硬化していて、差込部からポタポタ水漏れするので
交換したり・・・
細部を最終チェックしていると、
「あれ」
マフラーのウォータージャケットにピンホールが
開いているようで、ツブツブ水が沸き出てきます。
試運転のときはウォーターポンプ下部の隔壁破損で
水が上がっていなかったので、確認できなかった
部分でした。
「勘弁して~」
またパワーユニットを降ろしてマフラーの交換です。
オーナー様、もう少しお時間下さい。
その先約のBF8AMに手こずって時間が経ってしまって
「まだですか」とお怒りの電話をいただいてしまった
団体様のBF2DK2の修理です。
エンジンが掛からないとお持込されましたが、
到着時、オーナー様の目の前でかろうじて
エンジンは掛かりました。
でも、不調でお預かりし、整備させていただきます。
「あああああああああああああああああぁ~」
燃料タンクに大量に水が入っています。
左はウチで修理の試運転に使っているハイオク、
右は入っていた燃料(上半分)です。
完全に劣化している様子です。
持ち込み時によくエンジンを掛けることが出来たなと、
我ながら感心します・・・
「水が少し入っていても走る」というある地域の
BD2D伝説は、冗談でなくて本当なの???
ホースに付いている燃料フィルターにも
ネバッとしたヤバいやつが付着しています。
これでは燃料系統完全にOHですわ。
タンクやホースの内部を洗います。
「パイロットスクリュー」を見ると、キャブレターの
経歴?がわかる気がします。
規定回転より微妙に回転が「ある法則」で調整してある場合は、
Y原さんのような「プロ」が完全調整した「できる子」で
工場出荷のときの規定回転数キッチリの場合は、
誰にも触られたことの無い「普通の子」、
大幅に違う場合は知識の無い人が触って調子が悪くなって
「グレてしまった子」というのが、私のイメージです。
ああ~♪はいすくーるららばい~
水と腐敗燃料を完全に除去クリーニングします。
プロペラもガリガリなのではずしてみると、
シャーピンがひん曲がっていました。
エンジンオイルとギヤオイルを交換し、
試運転して復活を確認しました。
お時間かかってしまってスイマセンでした。
あと、TOHATSU M2B2も点検でやってきました。
シフトレバーの動きが悪くなってきたので、
修理してほしいというご依頼ですが、
完全に固着した場合、パワーユニットをはずすことに
なるので、修理が高くなってしまいます。
オーナー様は完全固着の前に持ってこられたので、
アゴの下にある「小窓」から修理できそうです。
何とかコジると、横にずれてくれました。
「助かった~」
この「小窓」、2ストしか付いていませんので
今回は付いてて良かったです。
さあ、お昼からその他も含めて完全分解して
お見積作成します。
TOHATSUさんはネットで部品の注文や検索や在庫確認のできる
「TOPS」が出来てから大助かりです。
またBF8AMのマフラーが来ると突貫工事が始まるので
先にやらねば・・
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