BF30DK2のオイル交換と、漕ぐというので心配しました。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
最近、このブログのコメント欄に迷惑メールみたいなのが
たくさん入ってきます。
ほぼすべて英文です。
なので毎回、コメントを「ダダダダ~」と消すところから
ブログ書きが始まります。
最初は「海外にもブログ読んでる人いるのか」とか思っていましたら、
よくよく読んだら、「ジェネリック薬の注文は・・・」とか、
関係ないやんけ~
海外にも暇な人、居るんですね。
さて、2月に買っていただいたBF30DK2のオーナー様が
2回目のオイル交換にやってきました。
初回20時間交換したあと、さらに80時間ほど経ったとのことです。
オーナー様がお茶をしに行っている間に
エンジンオイルとギヤオイルの交換開始です。
実はこの時、少し前に修理したBF2DHのオーナーより
「修理後に3回目の出港で、沖でエンジンが止まって掛からない、
漕いで帰る」と電話をもらっていて、気が気ではない心境でした。
グリスアップしたら、海水が出てきました。
エンジン/ギヤオイル交換以外の作業をしていることは
オーナー様は知らないかも。
スパークプラグを外して、焼け具合を確認します。
外して確認していることは、ご存じないかも?
絶好調です。
ギヤオイルが抜けたので、注入します。
入っていくスピードで季節を感じるマリンのサービスマンです。
エンジンオイルを上抜きのち、下抜きしようとドレンボルトを外すと
「プルルルルる~」と会社の電話に着信アリ!
「漂流しているお客さんか?!」と慌てて出たら
ポタポタこぼしました・・・
BF2DHのオーナー様ではなく、
このBF30DK2のオーナー様でした。
「〇〇円で作業代足りるかな~」
全然足ります。ご心配なく。
プロペラも外して、糸巻きの確認をします。
これも、オーナー様はご存じない。
じっ~とオイルが抜けるのを見てるだけではもったいない。
糸巻きなし、優秀です。
戻すときに耐水グリスを塗布しておきます。
意地悪して、キャブレターの燃料を抜いているのかチェックしました。
抜いておられました。
作業終了し、計算を始めようとしたらオーナー様
お茶から無事に帰還されました。
慌てて計算したので、何度も間違って余計に時間かかって・・・
無事にお持ち帰りされました。
次は100時間か1年のどちらか早い方で持ってくるとのことです。
長持ちするでしょうね。
あと、心配なエンジンが掛からなくなったBF2DHの
オーナー様ですが、本日ご来店されました。
4時間漕いで帰ってきたそうです。
大変お気の毒なので、目の前で分解して
原因を探ったところ、タンクに水が入っていて
キャブレター内にも痕跡があり、
フロートバルブ(ニードルバルブ)先端付近に小さな小さな石のような
物が付着していて弁が完全に閉じず、オーバーフロー&かぶりが
原因でした。
前回タンクチェック&キャブOHしているので
携行缶のガソリンは絶対に使わないよう、捨てるように
お伝えしました。
小さな小さな石のようなものですが、お客様の目の前で
押しつぶすと粉になったので、塩の結晶かもしれません。¥
原因が目に見えるものではっきりして、本当に良かったです。
皆様、錆びたり、古くなった携行缶は使わないように
してください。
ボートに乗せるなら3年おきに買い替えてもいいかも。
修理代より安いでしょう。
あと年に1回程度は空にして内部を完全に乾かしましょう。
それだけで、医者いらず、修理代要らずです。
宜しくお願いしま~す。
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