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BF2DHの修理と中古F25DEHTLのご紹介

皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。

本日は、名乗らぬ電話が多くて???

「ホンダボートの件で教えてください」

「ホンダボートですか?(なんじゃそら)」

「BF250Dの在庫はありますか?」

「あると思いますが(ははっ、貿易やな?)」

「オーストラリアから聞かれています」

「日本で販売している(日本仕様の)船外機は輸出できません」

(保証書も説明書も注意ラベルも日本語になってるし、

使うガソリンも日本を想定しているし・・・)

「エミッションレポートは添付できますか」

「いや、輸出ができません」

「ではオーストラリアの・・・」

「オーストラリアで使う船外機はオーストラリア買ってください!」

「では(あなたは)エミッションレポートの事を知らないのですね」

「・・・・だから輸出はしません!」

その他、名乗らぬ電話があと2~3件ぐらい。

今日は厄日です。

Honda BF2DHが修理でやってきました。

前回の帰港時にエンストして心配なので持ってきた

とのことです。

「ついでに整備や錆びたネジなども交換してください」

今日あった変な電話とは正反対で、温和で紳士的な方で

心がやっと休まります。

「エンジンオイルが漏れるのが気になるのですが」

「ブローバガスとか出てきて、少しは汚れるのが普通ですよ」

と、この時点では「キャブレターだろう」ぐらいに

のんきに構えていたのですが・・・

他の整備(業者さんの依頼や中古の再生)の最中でしたが

先に作業することにしました。

エンジンはとりあえず?始動したので

錆びたタペットカバーを交換しようと分解を開始すると、

「んんっ、なぜここにエンジンオイルが・・・」

答えは一つ、いやな予感しかしません。

漏れて気にされていた量は、ひょっとして多かった?

ひたすら分解しまして・・・やはり・・・

クランクシャフトのオイルシールが突破されています。

レンタルボート使用での末期では何度か見たことありますが

一般ユーザーさんでは初めてです。

ここからポタポタ漏れると・・・

その下は遠心クラッチなので、真っ黒です。

当然、クラッチシューもエンジンオイルで汚れて

ベトベトで真っ黒。

で、このクラッチの部屋の息抜きのホースを伝って

エンジンオイルが外へ漏れていたということです。

クラッチアウターは、掃除した方が安いのか、

新しい部品を買った方が安いのか、

悩む汚れです。

ここまで分解して、見積もりを作ってお客様に

電話しようと思って、思いとどまりました。

「エンジンオイルが抜けたことが有るなら、

クランクやピストンが無事か確認した方がよい」

どうせ分解しないと、正確にオイルシールの打ち換えが

出来ませんから、なら明日、全分解しよう。

オイルでコテコテの部品は、魔法の白い粉を

溶かした液に一晩漬けてみましょう。

きれいになるかな?

もしオーナー様がこのブログ見たら、驚くでしょうか?

別件、中古船外機入荷しました。

委託品です。

Yamaha F25DEHTL 2016年式、淡水仕様です。

2気筒、キャブレターモデルです。

使用回数は少ないとのことです。

カウル内部の状態は、見た目でほとんど新品です。

燃料タンク(24ℓ)とホースが付属します。

説明書ありません、ヤマハ発動機さんのホームページから

ダウンロードしてください。

https://www2.yamaha-motor.co.jp/Manual/pdf/me/20166BP9.pdf

(陸上試運転中の写真です。)

 

電動パワーチルト(ネガティブトリム)が付いています。

バッテリーコードが少し短く加工されています。

プロペラは11P(小傷凹み有)が付いていますが、おまけとお考え下さい。

艇種に合わせてピッチを選択して新たにお買い求めください。

スパークプラグのみ新品に交換して納品します。

販売価格は¥297,000-(税込)です。

業販可ですが、価格は上記と同じです(委託品の為)

現状有姿販売で、中古品の為、保証はありません。

今現行モデルのF25GETLを買おうと思たら定価が税込¥599,830-なので

(さらに¥35,000ぐらいのバーハンドル別売りで追加要)

大変お買い得と思います。

宜しくお願い申し上げま~す。

 

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