BF2DHが良く売れる季節がやってきました。
皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか。
最近社用車があまりアイドリングストップせず、
しない理由でバッテリーの警告が出るので
「そろそろバッテリー交換かな」とか思って価格などググっていたら、
交換後に診断機でリセットしないといけないとわかりました。
バッテリーだけ自分で交換してディーラーでリセットだけしてもらう
という方法も考えましたが「セコい客やな」と思われるのも嫌なので
ボートオーナーでもあるお客様のクルマ屋さんに依頼しました。
どうせお金落とすなら、知っている人の方が良いでしょう。
今日もHonda BF2DHの引き渡しがありました。
朝一からセットアップしておきます。
少しバケツで運転して、最終確認をします。
この客様はBF2D6からBF2DHへ更新です。
うちでは結構多いパターンです。
取扱説明が少なくて、助かります。
2日前も同じエンジンを納品しました。
このお客さんは、船体(ゴムボート)はすでに入手済みで、
エンジンだけ初めての購入をしていただきました。
(ミニボートデビューですね)
船体も販売できるので、どちらでもいいのですが、
エンジンだけの方が、どちらかと言えば、私は助かります。
場末の狭いお店ですから。
何やら知人も弊社でBF2Dをお買い上げ頂いているようで、
その友人にいろいろ聞くも、
「いいから、とりあえず行ってみろ!」と言われての
ご来店とのことでした。
その言葉でよく来る気になりましたね?
話を戻して、エンジンの暖気が終わったら
キャブの最終調整チェックを行います。
メーカーでも完成機テスト運転をしているので調整済みですが
一応、できるだけ完璧を期すということで
念には念をのチェックです。
絞りは、現気候での最適で位置を動かすことは無かったですが
最近、気温が高くなってきたからか少しベースアイドルが高いので
100rpmほど下げておきました。
BF2馬力が良く売れます。そんな季節がやって来ました。
さて、今必死でやっているBF30Dの修理&整備です。
やっと1台上がり、2台目の途中です。
見積もり作成の為に入れたエンジンオイルをまた抜きます。
10~20分ぐらい?の運転で、もう真っ黒です。
フラッシングになった?
あちこち壊れていて修理見積がまあまあ高くなったので
淡水ですし、変えたいけど防蝕亜鉛の交換やめていたら
「換えた方が良いという判断なら、変えてください」との事で
交換します。
淡水でも、発電所近くにあるとか、いろんな理由で
少しは電気腐食します。
このエンジンもアノードの減りは少ないですが
写真のようにあちこち白く粉を吹くように
電気腐食しています。
確かVOLVO PENTAでは亜鉛ではなく淡水の場合は
マグネシウムを防蝕に使っていたような。
「防蝕亜鉛」ではなく「防蝕マグネシウム」ですね。
最近の機種ではほとんど使われていない紙のガスケットですが
たまにまだ使っている機種に当たると、イライラします。
綺麗にはがして、面を整えて…意外と時間が掛かります。
「ここがOリングなら、時短できるのに」
スクレパーの刃が荒れていると、面を荒らしてしまうので
早めに刃の交換を・・・お金もかかる。
リムーバ使う方法もありますが、昔使って塗装も溶けたことあって
使うのやめました。
今日も今から続きをします。
明日はボートショー見学に行ってきます。
楽しみです・・・
この記事へのコメントはありません。