暑い夏日と絶対にしてほしいクールダウンは重要です。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
めちゃくちゃ忙しくなってきております。
完全にシーズン真っ盛りですね。
修理に新品や中古の販売に店頭は2馬力を中心に賑わって、
パニックになっております。(汗)
誰が修理したのか人為的な問題の多発しているBF20DK2ですが
問題を改善して正常になったあと、やっと試運転できるようになったのですが
温度が高くて・・・再度分解です。(泣)
冷却水の上がってくる通路に塩が溜まっております。
このオーナー様、水洗いは100%していないでしょう。
せめてクールダウン(走行後すぐにエンジンを切らず、
5分~10分ぐらいアイドル運転をして、エンジンが冷えて
からエンジンを切る)をしてくれれば、これほど
塩が詰まることはないのですが・・・
もしくは、毎日運転するか。
人為的問題は、これを修理しようとして、冷却チューブを
逆に取り付けたのでしょうか?
シリンダーヘッドもお掃除です。
このあとY博士お勧めのソルトオフを流し込み
塩を溶かしました。
お次はお得意様のボート販売店社長様からの出張修理のご依頼。
昨年オーバーヒートの対策をしたBF225A6ですが、
また症状が出た?とのことで大阪市内まで出張修理です。
この日も暑い夏日、日焼けもいっぱい出来ました。
排気口を冷やすミキシング冷却水排出口が
1年間でこれほど詰まっております。
びっくりです。
昨年はちゃんと口が開いていたのに・・・
たぶん、このオーナー様もクールダウンせずに
帰港したらすぐにエンジン「プチッ」とOFFに
しているのでしょうか?
メーカーの頼りになる方にアドバイスを頂いた部分も点検。
昨年は何にもなっていなかったのですが、
少し変形して割れて、内側に飛び出ていました。
この分だけ水が減った?
実はこの話、連休明けすぐに連絡があったのですが、
忙しくてすぐに掛かれず、たまたま先に入っていた
仕事が延期になったので空いた1日で実施しました。
ので、まともにしたら時間が足りないので
6:00にマリーナへ行って作業を開始。
12:00に組みあがって、午後からじっくり試運転できました。
ローソン弁当食べて、海に下架してもらうまで
陸上でパソコン診断です。
BF225Aは2001年の登場時から温度センサーが3つも
付いているので、どの部分の温度が上がっているか
パソコンでモニターしなが問題箇所を探すことが出来ます。
下架してもらって桟橋でPC診断/温度モニターします。
温度は正常か、低いぐらいです。
ボート販売会社社長が来てくれてドライバーしてくれる段取りですが
社長が遅れているのか(●●●●万円のボートの商談が長引いたのか?)
私の作業が早く終わってしまったからか、
時間が余ってももったいないので、PCは見れませんが
海上運転してオーバーヒートしないか、警報がならないか
走行します。
少し試運転して桟橋に戻って、到着した社長に運転を代わって
私はPCをヒザのうえに置いて、BF225A6と正対して
最後の試運転を開始します。
さすがベテランの販売会社社長、今回も何も言わずにでも
いろんな回転数で航行してくれて、いろんなデーターがとれます。
各温度センサーは適温で、オーバーヒートの可能性は
全然ありません。
「このまま続けても、オーバーヒートはしません」
ということで、帰港して終了となりました。
1つ、仕事がうまく片付いてほっとします。
が、まだまだ納品、セットも、修理もてんこ盛りです。
1つ片付けたら、2つ増える時期になったということです。
おかげさまでご飯が食べられます、有難うございます。
でも、なかなか釣りにはいけそうにありません。
海には毎週のように行くのですが・・・
私のボートパークは水がでるので、毎回クールダウンとホースをつないでの水洗いはしているのですが?
他にしとく事がありますか?
毎回帰港直後に真水洗いされていたら、他にオーナー様ができることは少ないと思います。
年数が経って来て、水路が狭くなることで排気系の冷却水温が高くなり、
カルシウムがこびりつきやすいくなってきたのでしょうか?
毎年同じようにこびりつくなら、排気管を交換するとか、入院させて他の水路なども
総合点検が必要かも知れません・・・・・