供給が再開されて部品が入ってきました。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
GW10連休が終わって、いよいよこれからは
マリンシーズン真っ盛りですね。
連休の後半、お休みを頂きまして出撃してきました。
潮が良さそうで、大いに期待して出港したのですが・・・
コイツらの連続アタックに貴重な時間をとられて
撃沈しました。
最近、釣りでは良い思いをしません・・・
休みが終わって、やっと部品の供給が再開されました。
Honda BF2D用の修理用の店頭在庫パーツを連休直前に
使いきって枯渇していたので、安心します。
連休の合間の営業日にやってきた常連様のBF2DK2君、
点検です。
スロットルケーブルがAもBも動きが悪くなっていて
交換しました。
プロペラシャフトを点検したらシャーピンが曲がっていました。
これでは海上で容易に交換できません。
苦労して外し、新品と交換しました。、
「最近エンジンの掛かりが悪い」とのことで
点検したらスパークプラグ(の外側)が錆び錆びで、
エンジンオイルは規定より多く入っていました。
エンジンオイルを規定より多く入れると
掛かり難くなる場合があるので要注意です。
整備完了です。
次は連休直後にやってきたBF2D6君です。
カウルにご自分で注意事項をあれこれ記入されています。
良い工夫ですね。
燃料系が心配とのことで、キャブレターを点検してみます。
少々汚れていましたが、固着はありませんでした。
燃料タンク内を調べてみると、水が混入していました。
少量ですが、不調の根源ですので退治します。
プロペラが大きく削れていたので、
「もしや」と思い、シャーピンを確認しました。
先ほどのBF2DK2よりもっと曲がっていて
抜くのに少し、まっすぐ目に戻して抜きました。
苦労しましたよ。
絶対海上では交換できなかったパターンです。
完全に折れてしまった方が抜き易くなる場合もありますが、
逆に、折れても容易に取れないこともあります。
定期的に点検し、曲がっている場合は陸上で交換を!
海上での交換は、どうしようもない場合の緊急だけです。
こちらもエンジンオイルが多いように見えるのですが
「自分でするので交換しないで」がご希望ですので
正確に多いか、計測できません。
ちょっとだけ抜いておきました。
うちに整備や修理にやってきたBF2Dの大半は、
スロットルケーブルにスパイラルチューブを巻いて
帰ってきます。
万が一、ハンドルと本体の間にケーブルを挟んだ場合の
破損防止のためです。
挟み込みがひどい場合はさらにコルゲートチューブを
巻く場合もあります。
お次は連休前にやってきたHonda BF15D3の
ギヤケースの整備です。
やっと部品が入ってきたので、組めます。
バーチカルシャフト側のウォーターシールの部分が抜けて
水が入って、ニードルベアリングが錆びていたものです。
シャフトに筋が入っていたので、
「シャフトも交換しないと無理やろ~な」と思いつつ
組んでみると・・・
なんと、「プシュ~」と漏れません。
くるくる回しても、小刻みにピストン運動させても
「プシュ~」せず、メモリも減りません。
「やったやった、儲けた儲けたぁ~」
どんどん完成します。
でも、まだまだ仕事はあるんです。
来週は、もっと大変になりそうです。
・・・・・・がんばります。
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