走りヨシ!・加速ヨシ!・VTECヨシ!・・・ラーメン良し!
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
知人とお客様にお酒を頂きました。
Oさん、Aさん、有難うございました。
しばらく良い夜をすごせそうです(笑)
先日、マリーナ様のご依頼で16ftバスボートに
Honda BF90DK4をセットしてきました。
現地に到着すると、今まで付いていた
2ストロークの船外機は外してありました。
助かりますぅ~
メーターやリモコン、リモコンケーブル、ハーネスを
セットしていきます。
このボート、年式からすると、すごく程度が良い!
日焼けもほとんどないし、カーペットも寝ていません。
なにやらガレージ保管だったとか。
納得。
バスボートなので、水圧計を速度計をセットします。
これ、海のボートではほとんど付けません。
BF90Dに水圧計をセットするときは、写真中央の
丸い突起部分にドリルで穴を開けて、
1/8-27NPTのネジを切ってニップルを取り付けます。
(ピッチは付けるニップルによって変化しますが
Honda、Mercuryなら、ほぼこのピッチです)
本日は助手のKさんに助っ人で来てもらっていたので
穴を開けながら切屑を掃除機で吸ってもらえて
非常にハイペースで作業が進みます。
スピードメーターのセット時は、この穴についている
黒いメクラ蓋を外し、代わりに標準で付いている
写真のニップルをセットして、ホースを繋ぎます。
あまりにも順調に進んだので、昼飯は抜かずに外食をしました。
食事から帰ってきて船外機本体をセットしたり、
順調&順調に進みすぎて
気持ちに余裕が出来て、船体側の細かな部分や
ネジの緩みを締めたりその他色々手直しをやっていたら、
「あれっ」
薄暗くなってきて、ギリギリ終了です・・・・(反省)
次の日は朝から、少し残っていた作業をこなしたあと、
各部確認や
慣らし運転や
エンジン高さ確認や
プロペラのセッティングのために
海上試運転を行います。
エンジン高さは、もう少し高めにしたほうがよいかな?
という、見た目には少々低いポジションからスタート。
プロペラはハイレーキタイプ4ブレードをまずテストです。
港を出ると、天気予報以上にめっちゃ荒れております(泣)
関西弁比較級で言う
すごく→めちゃ→めちゃめちゃ→ごっつ
の「中」ぐらいです。
しかし、走りの評価が高いこのボート、
16ftにも関わらず荒れた状況でも簡単にコントロールできて!
怖がりの私が怖くありません。
さらにHondaの特許技術の加速装置「BLAST(ブラスト)」が
スロットルのON-OFFにリニアに反応するので
波をいなすのが、非常に容易にできます。
(楽しいやんっ)
当然、マリーナ様の大切なオーナー様のボートですから
波で叩いて痛めないように新調にドライブします。
慣らしがてらゆっくり走って、やっと波の静かな場所に
たどり着いたので、プロペラチェックを行います。
風裏になるところが少ししかなくて苦労しますが、
数回往復して走行して
BLASTが、きついプロペラでも平然と立ち上げてしまうのですが、
しかし最高速時の回転数もリフト量も不足しているので、
また慣らしがてら荒れた長い距離をゆっくり戻ります。
マリーナに戻って、持って来ていたプロペラと
交換し、再度出港します。
短時間の間にめちゃめちゃ荒れており、
海面を「ウサギ」が飛び始めました。
周りを走行している他のバスボートが
水上オートバイかというぐらい、バッシャン
バッシャン水しぶきを上げながら走っていきます。
「荒れてきたので、帰るのかな?」
私は、答えが出るまで帰れま10(テン)。
先ほどの風裏に到着も、荒れていましたので
他の風裏を探します。
ホンの少しですが、風裏を見つけました。
テストの続きに入ります。
今度の3枚プロペラはこのボートに非常に相性が良かったようで
一気にBLASTゾーンを過ぎて、可変バルブシステムの
「VTEC」ゾーンに入ります。
加速しながらチルトアップしていくと、このボート、
まず「グイッ」と、
さらに「グイグイイィ」と2段階にリフトして、
一気に加速し、最高の走りをします。
さらに、非常に安定してすっ飛んでいきます。
「うわぁ~うわさ以上に走りがごっつええがなぁ~」
2段階に「浮く」ので、低いと思っていたエンジン高さは
ちょうど良い感じです。
VTECとの相性も非常によさそうです。
BF90DK4君、いい艇体に巡り合いました。
テストを終了し、また慣らしがてら、ごっつ荒れてきた
海面をゆっくり帰ります。
本当にコントロールが出来すぎて
非常に荒れているのに最高に楽しく走れました。
久しぶりです、ボートを降りるのが惜しいと思ったのは・・・
マリーナに帰って各部チェックをしていると、あとから
Honda BF135AK2のボートも帰港してきましたので
思わずシャッターボタンを押しました。
ボートを上げてもらい、マリーナのスタッフさんに
テスト結果を報告します。
走りのよさを報告すると、
「走りには定評のあるボートですからね」と
ニコニコされていました。
ボートをかたずけて、マリーナさんを後にしたら、
移動して少し遅い昼食を食べました。
お昼時はいつも必ず満員&行列で、なかなか食べられなかったんですが
少し遅めがよかったのか、少し待つだけで
ありつけました。
細メンめちゃ最高、スープごっつ最高(悶絶~)
私個人の感想ですが、近畿圏で食べられる
とんこつラーメンではNO1です。
(普段ぜったいに並ばない私が並ぶのですから)
走りヨシ!加速ヨシ!VTECヨシ!
さらに締めのラーメン良し!!
あまりにも満足度が高い1日でした。
マリーナ様、オーナー様、
本当に有難うございました~
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