Honda BF6AHとBF2D6とたくさんの作業をしたっ!
皆様ご機嫌はいかがでしょうか。
点検や修理のご依頼を粛々とこなしております。
まず新型BF6AHの1年目の点検及び修理。
なんか調子が悪くなったということで・・・
たしかに、始動性がすごく悪く、何とか掛かっても
排気が真っ黒で、めちゃくちゃ調子が悪い・・・
キャブレターを点検しますが、少ししか汚れてはいませんが
ジャットが塩害で固着して外れません(泣)
しかたなく、慎重かつ曲芸のように、ドリルでゆっくり
粉々にして部品を入れ替えました。
本来なら「キャブレター交換」ですが
高額になるので、可能な限りもだえ苦しみます。
再度組立て、試運転しますが、少し調子がよくなりましたが
根本的な部分は直っていません。
あれこれやってみますが、ダメです。
「これだけやって、残っているのは1つ・・・」
ガソリンに水が入っていました。
慎重なお客様なので、全く疑っていませんでした。
燃料ラインを全部掃除し、新しいガソリンをいれたら
嘘のように調子が戻りました。
機械は正直ですね。
BF6AH(BF5DH)のエンジンオイルはここから抜きます。
ドレンボルトのパッキン(アルミワッシャ)は必ず交換を!
試運転の動画です↓
クラス唯一のスイベルマウント方式と
新開発のラバーマウントにより
単気筒エンジン特有の大きな振動が
バーハンドルに伝わるのを超最小限にとどめています。
動画で、わかると思うのですが(撮り方が悪い?)
これは、長時間運転する人間にはとても有り難い。
まるで、トラックからレジェンドに乗り換えたような高級感!(笑)
昔々のHonda船外機は4ストロークだけでアドバンテージがあったのですが、
他社さんも4ストローク化した昨今、
耐久性と省燃費でクラスNo1を目指してこられましたが、
ここ最近の新型には、クラスを越えた高級感を感じさせられます。
先日発表されたBF250Dの操作感やアイドル音も
積み替えるだけでボートが高級になってしまうような・・・
話を戻して、BF6AHのエンジンストップボタンは
「ワンプッシュストップ」タイプです。
既存の「止まるまで押し続ける」ものとは違って
「ぽちっ」と押すだけです。
プシュンとSTOPします。
(また動画です↓2A8をクリックしてください)
安全性が向上したうえ、オーナー様は
停止させる度にプチ高級感を味わえて「満足~」するかな?
「船外機なんて、走ればええねん」という方もおれられると思いますが、
一方で
「いつまでも壊れず、使うたびに高級感も味わいたい」という方は
ぜひ、Honda船外機も選択の1つにお願い申し上げます。
昨日は遅くまで残業して、残りの整備や修理のご依頼も
粛々とこなします。
この2馬力は2回目の修理のお持込です。
久しぶりに使おうと思ったらエンジンが掛からないと・・・
掛けようとしても、全く掛かりません。
キャブレターが汚れて詰まっていましたが
「何かおかしい???」
エンジンオイルを抜いてみます。
「あれれっ」
エンジンオイルが水のようにシャバシャバで
ガソリンの臭いがぷんぷんします。
原因は・・・
ニードルでした。
エンジンが全く掛からない訳です。
残りも引き続きがんばりま~す。
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