パワートリム&チルトの修理は苦労する
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
最近、HONDEX(本多電子㈱)のGPS魚群探知機の一部ですが
地図の関係で価格が値下がりしました(驚)
自社開発の地図に切り替えたそうです。
国産機を考えておられる方や、冬のボーナスでGPS魚探の更新を
ご検討の方には朗報ですね。
ちなみにこのHDX-9Sは、USBポートが付いていますので
データーを市販のUSBスティックに保存できる優れものです。
他にも値下がりした「Newモデル」があります。
https://www.honda-el.co.jp/marine/2018-11model.html
皆さん、HONDEXを買うチャンスです!
さて、本日は出張修理でした。
早朝、CR-V君に乗り込んだら、外気温がなんと2℃!
本当に今年は暖冬になるのかな?
(12月はあっちこっち行かないと行けないので、
雪は降りませんように・・・
CR-V君はスタッドレス無いですから)
現地に着きましたら、すでにボートは上架されていました。
今回のお仕事は、このBF135A4のサブシリンダー左右の
シリンダーとキャップの交換です。
このボートはトランサムが低いので、水に漬かってしまって
約10年半でオイル漏れを起こしていたので
キャップとロッドを交換/リセットします。
到着後、緩めようと四苦八苦していると
オーナー様が「手伝おうか?」と手助けしてくださるのですが
なかなか緩みません。
私は、いつものごとく
たっぷり時間さえかければ緩むという経験がありますが、
オーナー様はご存じないですから、
「大変やな」「緩むんかいな?」「大丈夫?」と
だんだんと大変心配されだして・・・・
数十分後、私が小声で
「やった・・・緩んだ」と一人言を言ったら
「えっ、ほんまに緩んだん?」と
そうか、四苦八苦しているのを見て、
「こりゃ無理だ」思っていたようです。
今回は表面がザラザラになっているのでロッドも交換しました。
キャップは濃い色のアルマイト処理に改良されていました。
反対側は、先にやった方で、この個体(BF135A4)の
固着&緩むパターンを勉強させてもらったあとなので、
15~20分ほどではずせました。
「反対はすぐにはずれたなぁ」
さらに感心されています、オーナーさま。
「さすがさすが」とほめ殺し状態なので、
「こそばいです、やめてください」と真剣にお願いします。
交換完了後は作動油を補給し、エア抜きをします。
私がいつも補給しているのは、
HondaブランドのATF-Z1です。
先端部分には、当然グリスを塗布します。
これは船外機の定期点検項目の一つです。
全く先端にグリスを塗らない人と、
シャフト全体にべったり塗っている人がおられますが、
どちらもNGです。
故障箇所が治って、全治したしましたBF135A4君。
係留保管で10年半、約2000時間となりましたが
さすが耐久性が抜群のHonda船外機、
パワーダウンも感じませんし、
振動や異音も無く全然ヘタっておりません。
ここ数年、「お客様、そろそろ・・・」と乗せ変えたのは
全部4000時間を大きく越えたものばかりですので
あと2000時間は使えますね(笑)
倍以上使えますよ。倍は!
2倍のお買い得です、Honda船外機。
お買い得といえば、
現在Honda大型船外機のキャンペーン中です。
ご興味のある方はご連絡下さ~い。
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