リコールで緊急出動と、ご協力お願い申し上げます。
皆様、ご機嫌はいかがですか。
本日の私は早起きして、緊急出動で少し遠目のマリーナへ。
師走で高速が混むので、いつもよりさらに
早めに出ました。
作業内容は、2014製造の1月~3月に製造された
NISSAN(ホンダOEM)のBF225AK3のリコール作業です。
NISSANの保証書で保証登録されたので、
当然、本田技研さんにはオーナー様連絡先が登録されていません。
詳しくはわかりませんが、個人情報なので、
日産→本田技研に連絡先が引き継がれなかったと推測します。
(逆に個人情報を引継ぎしていたら、それは問題?)
私は同様の作業を、2014年~2015年ぐらいに2台ほど
実施した記憶があるので、いまさら寝耳に水なのですが・・・
以下、対象機種のフレームNOです。
セブリエ、サンキャット26/245、ウイングフィッシャー27などに搭載されて
いるのではと思いますので、オーナー様、マリーナスタッフ様、
見つけたら本田技研工業㈱さんまで連絡してください。
(今日の実施はBAGJ-1800504だったので、省いてください)
で、メーカーより「あるところ」にこれらの対応をお願いした様子ですが・・・
あとは想像におまかせします。(大人の事情)
で、今回、船舶検査でJCIより指摘が有り対象機と発覚、
旧知の販売店社長様より作業の依頼があり、行ってきました。
この、左側のカムシャフトプーリーを
交換します。
このプーリーの下に、タイミングを検知するセンサーが
あるのですが、その部品の取り付けに、
ひょっとしたら不具合があるかもというリコールです。
外した部品と交換する部品を見比べます。
リング状のパーツを留めている黒い3つのリベットの
カシメ不足の疑いです。
この部品はきっちりカシメてあって、緩みもなく、
問題はありませんでしたが、リコール=自主回収なので、
部品を交換し、旧部品を回収しました。
締めるときは指定トルクできっちり締め付けます。
作業が終わったら、リコール作業を実施済みという証の
ステッカーを貼ります。
これで、JCI(日本小型船舶検査機構)の
継続検査を合格することができます。
今回は対象だったのに未実施だったので不合格となり、
それで、緊急出動というわけです。
最終、下架後にボート販売会社社長さんと海上試運転をして、
作業終了しました。
オーナー様、ボート販売会社社長様、ご迷惑をおかけしました。
取扱店の一員として、お詫び申し上げます。
最後に、このブログを見ている方に再度、ご協力をお願申し上げます。
2014年~旧日産マリーンさんが事業終了するまでに
新艇でボートを購入されBF225Aがセットされている場合、
又はエンジン単体で新品でBF225Aを購入された場合は、
今一度、製造番号(フレームNo)をご確認下さい。
BAGJ-1800500
BAGJ-1800501
BAGJ-1800502
BAGJ-1800503
BAGJ-1800513
BAGJ-1800520
本田技研さんは、この6台の船外機を探しております。
実施済みなど行き違いがあった場合はご了承下さい。
重ねて、宜しくお願い申し上げます。
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