HONDA BF100/90/80/75 が モデルチェンジ!しましたぁ。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
今日は湿気が多いのか、とても暑いです(泣)
作業をしていると、汗だくになります。
さて、Honda BF100/90/80/75がモデルチェンジしました。
今までのデザインも大好きでしたが、
今度のデザインもいけてますわ!!
BF90DK5を上からのぞくと・・・
こんな感じになっています。
うほっ!
内部はどこが変っているのかな?
60℃の方のサーモスタットが、上を向いていますわ。
交換しやすくなってます。
うれしいですね。
ここも、変った?気のせい?
他には、ないかなぁ~
内部アノードの上側に交換用の専用のフタが
付きました。
フタには6角ではずすメクラ蓋も付いているので
水圧計とか付け易くなっています。
これも、マンモスうれぴ~
(のりピーいま何したはるんでしょ~か?)
ちなみに下側の内部アノードの交換は、
これをはずしておこないます。
これは、今までどおりです。
(上のアノードも同時交換するので、実際はウォータージャケットのカバー
全部をはずして行い、ここは開けないケースが多かったですが)
ついでに、先々にメンテナンスをするとき、万が一
ネジが塩噛みすると辛い水回りのボルト類は、
新品のうちに全部いったんはずして対策しておきます。
これは、初回点検(10~25時間)や冬季点検や
シーズン前点検(半年から1年以内)に実施しても
OKです。
新品から5~6年ぐらい、何もせず使い続けると、
どの船外機も「塩噛み」「ボルトの固着」「ボルト折れ」が
多発するケースが多いです。
係留保管でも、陸上保管でも、どちらでも起こるときは
起こります。(運よく外れるケースもありますが・・・)
ゲタを履いているX足の場合、ここも・・・
転ばぬ先の杖です。
スタッドボルトにタップに耐水グリス塗っておきます。
私はマリーナ勤務ではないので、現場に出張して修理や
定期点検をおこなうケースがほとんどです。
なので、塩による固着やボルト折れは時間のロスが多く、
出来れば避けたいので、色々対策しておきます。
えっと、私だけではありません。
電話で情報交換する尊敬する同業者の方々は
大体、何かされています。
今回はオーナー様と十分打合せし、今までの船外機も
ほとんど自分でメンテナンスされていたので
塩噛み対策を納品前に実施させていただきました。
実際実施するケースが多いのは半年後~1年以内の実施ですね。
逆に辛いのは、初めてお会いした方に整備のご依頼をいただき、
「6~7年ぐらい何もしていない」と言われるケースです。
船外機をボートからはずし、何度、持ち帰ったことか・・・(悲)
(運搬費用も、安くは無いですから)
話を元に戻して、新型BF90DK5、各種ボルトも進化している部分が
たくさんありました。
ボルト類の耐久性も向上させたのですね。
BF90D、登場以来進化を続けております。
私が知っているだけでも、
バルブ大口径化によるパワーアップに始まり、
サイレンサー吸気開口部変更
排気ポート開口部変更
VTEC作動領域の変更、
ウォーターポンプの変更による性能の向上、
ギヤの攪拌抵抗低減改良
ギヤオイル戻し通路の変更
などと、今回の変更と続き、
Honda船外機、ず~っとず~っと改良を続けて
進化し続けております。
(私の知らない進化も、たぶんあります)
DK0(オーと読みますが意味はゼロ)
から進化し続けて、DK5(ファイブ)まできましたBF90D、
私の一番好きなモデルです。
今度は、何が進化するのだろう?
Honda販売店のいくつかある楽しみの一つは、
実は進化なのかもしれません・・・・・・・・・・。
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