HONDA BF8Aの各パーツを精査する。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
まだまだ寒い日が続きますね。
修理でお預かりしておりますHONDA BF8Aですが
お客様に工期をたくさんいただく許可をいただき
通常の業務が終わった後、夕方から少しずつ作業をしております。
部品の注文前に各パーツを精査して、
再使用できるかのチェックを厳密にしています。
やはり最後に信用できるのは、数字です。
ピストンはOKです。
シリンダーもOKです。
ボアゲージを久ぶりに使ったので、取説を読みましたよ。
クランクシャフトもOKですね。
カムの山もOKです。
バルブもサービスマニュアルの限界値をクリアしています。
その他いろんな部分を計測して、ほとんどの部品は
再使用が可能でした。
さすが本田技研さん、いい材質をつかっているのですね。
やっとガスケットやパッキンや電気系の部品が注文できました。
古いエンジンなので1点だけ部品が販売終了になっていたので
自分で加工するか、他のパーツを流用するか検討中です。
何年か前、MFS9.9Aで同様に計測したことがあって、
同業者に「そこまでする?」と言われました。
確かに手間や費用を考えると割りに合わないですが、
やはり最後の判断は「数字」でするしかないですし・・・
でもシーズン真っ盛りだと、ここまではできないかも?
冬でよかったです。
今日もまた夕方からバルブの擦り合わせをしましょうか。
少しずつ、少しずつ、進めております~
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