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TOHATSU M90A2とMFS2Bの修理(の続き)

皆様、ご機嫌はいかがですか?

修理の持込のご相談をいただいたとき、

修理代金を聞かれることがあります。

「エンジンが掛からないんですけど、修理代おいくらですか?」

みたいな・・・

どこが故障して、どの部品を交換するかわかるまで

金額は計算しようがありません。

実際に診ないと、電話だけでは・・・

さて、常連様よりご紹介の、ご友人のTOHATSU

M90A2のギヤケースをはずして持ってかえってきました。

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完全にギヤオイルが白濁しています。

「うわ~オイルシールの交換か~高く

付くなぁ~」と脱力ものです。

20年以上前のエンジンであちこち電気腐食しているので

ボルトはまともに緩む気がしません。

とりあえずどこから漏れているかテストします・・・

「あれ???」

どこのオイルシールもやられておらず、圧も保っています。

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どうも、ギヤーオイルを交換したあと、

パッキンを交換していなかったように感じます。

これでは、自分で壊しているようなものですね。

分解せずに済みそうで、ほっとします。

修理代の上限が無いなら、喜んで分解しますが。

さて、TOHATSU MFS2Bの修理のつづきです。

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違和感があった部分は何点かあったのですが、

主因部分がすぐにわからず、いつもの先生に

アドバイスをいただいて発見しました。

めずらしいケースです。

オーナー様に見積金額を連絡し、OKが出たので

部品を手配し、届きましたので

早速組立てに入ります。

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どんどん組み上げていきます。

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先日のヤマハに続いて、少し不慣れなこの形の

タペット調整をします。

やはり、何度もやり直しました。

最近はTOHATSU船外機の修理件数が増えているので

今後はどんどん慣れてくるのかな?

あっと、シフトレバーが硬いです。

やるなら、今がチャンスですが・・・

夜遅いので、もうお客様に追加金額の電話が

出来ません。

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「ええぃ、もうサービスでエエわっ」

必至で引っこ抜いてグリス塗っておきました。

これでしばらく、問題ないでしょう。

今やっとかないと、半年後にまた来店されそうなので・・・

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このタイプの嫌いなギヤケースの接続を横着するため、

先にギヤケースを組んで、あとから冷却水の管を

上から挿します。

このあと、全部組み上げてからテーブルを見ると、

追加で作業の依頼を受けた新品のインペラーとパッキンが???

「やっても~た・・・・」

やはり、いつも通りのギヤケース作業実施を必至でしたの

でした・・・(泣)

「シャフト」と「水管」と「シフト」を同時につなぐのだ一い嫌いです。

(BF225Aのギヤケースつなぐほうが好き)

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無事組み終わって、念入りに試運転します。

復活しましたMFS2B君。

オーナー様が取りに来られるのを待つばかりです。

今週も出張修理が入っています。

雨が振らないように祈っております。

 

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