電気系の故障だったけど復活!BF15D1!!
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
昨日より難航していたBF15D1の修理の続きです。
スタータースイッチとセルモーターの故障までは
突き止めましたが、スパークしないので、
電気系を順番に点検していきます。
マニュアルを片手に、「ここは〇〇Ωで~」とか、
時間をかけてじっくりやっていくしか有りません。
あとはテストパーツと入れ換えてのクロスチェック。
昨晩も少しやってみましたが、21:00ごろ
脳みそがオーバーヒートしたので「お帰り」しました。
IGNコイル、チャージコイル、トリガーコイル、
CDIユニット、レギュレーター、スパークプラグ・・・
どんどん時間が経っていきますが、
今日もなかなか問題が発見できません。
そして3回目のメインハーネスの導通テストでやっと・・
おおっ「無い・・・」
クリッとすると・・・
「ある!」
CDIユニットとトリガーコイルをつなぐブルーの
線が断線しているようです。
「メス」「はい」
助手はいないので心の中で一人芝居します。
縦に裂いてみると・・・
断線しています。
溶断?
12年の歳月&バッテリー逆接続で溶けた?
メインハーネスの交換が決定しましたが、エンジンのテストを
続ける為、仮で接続します。
スパークが戻りました。
陸上試運転に掛かります。
「オーライ、オーライ」
クレーンの合図も一人心の中の声で・・・
オイルをチェックすると、これも入れ過ぎ~
やっちまったの困った君です。。
だまって・・・抜きます。
少し、抜きすぎました。
最後はオイル交換して返すので、問題なしです。
エンジンが掛かりました。
目処が付いてほっとします。
「ウォン、ウォン」と吹かすと、白煙が・・・
暖気が終わったらかなりマシになりましたが、
さすがに業務で毎日のように12年ですから、
オイル上がりをしているのでしょう。
オイル交換の頻度が少し少なかったか?
お客様に予算組んでいただき、シリンダーボーリングして
ピストンやリングの交換すれば
ある程度まで直りますが、行くとこまで行って、
終わったら新品を買うとのことなので、
さわりません。
でも調子はいいホンダ船外機。
恐ろしい耐久性だ・・・
一度買ってもらうと業務なのに12年も
買い替えしてもらえない・・・
いや、このままでは3年後の15年か?
HONDA屋さんは辛いですわ(笑)
ハーネスは新品が来たら入れ替えるので、
グチャッとしたまま試運転してます。
エンジンを止めて、サーモスタットを確認します。
熱いので開いおります。
蛇口で冷やすと閉じました。
ちゃんと生きております。
これだけの部品が故障をしていましたBF15D1君。
でも、不死鳥のように復活ですわ。
少々、予算が必要でした~・・・(泣)
まあ、〇〇オークションに出ているものよりは
何倍も直す価値はあると思いますけど。
直って、めでたし、めでたし。
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