MFS9.8A3、BF2D6が完了して次はBF9.9AYの強烈なオーバーヒートの修理っ。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
フィッシングショーとか春めいた話題が多くなったからか
シーズン前点検のお話をたくさんいただくように
なってきました。
先日もBF135A4のオーナー様が会社帰りに立ち寄られて
打合せをしたり・・・。
エンジン換装のご相談も増えてきたり、皆さん
シーズンに向かって準備を始められたようですね。
さて、先日のMFS9.8A3の続きです。
ブロックの下からエンジンオイルがにじんでいました。
なので、ベースガスケットの交換です。
このエンジン、2年半ぐらい前にバルブの
オーバーホールで一度入院しています。
なので、このガスケットはそのとき新品になっていたのですが・・・
ボルトも緩んでいませんでした。
なぜ?ボルトが伸びた?う~ん・・・
こちらはブロック側です。
サービスマニュアルには書いていませんが
シリコン系の耐油性液ガスケットを併用して
2度と漏れないように対策します。
(気を利かせて前回も塗っておけば良かった・・)
シリンダーブロックを止めるボルトの頭が、
12→10進化していました。
シリンダーブロックをセットします。
一応、タイミングベルトのあわせマークを点検しておきます。
直りました。
もう漏れないでね。
お次はBF2D6のアンダーカウルの交換です。
部品が届きました。
昔は部品がセットで高かったんですが、
今ではバラで部品設定があります。
古いアンダーカウルについている部品類をはずします。
いろいろ付いています。
古い方の、割れてしまったアンダーカウルです。
お疲れ様でした。
そういえばBF2DK2の注文が増えてきています。
とくにお得意様からの・・・。
他のところの在庫がなくなったのかな?
シーズンを考えると、多い?ですね。
ありがたいお話です。
新しいカウルを組んでいきます。
キャブレターの点検をします。
「あっ!」
中に、ゼリー状のものが・・・
「海水が入っていた???」
確かに、塩らしきものがポツポツと・・・
内部の細い通路が塩でつまったっら、キャブレタークリーナーでは
溶けないので、キャブレターを交換しないと直らない場合が
多いです。
タンクのガソリンを確認します。
現在のガソリンは、少しゴミはありましたが、
海水はもう入っていませんでした。
その後、試運転をして、問題がなかったので
キャブの通路は大丈夫だったようです。
良かっ~た!
さて、2つ完了して、お次は・・・
BF9.9AY LJS(平成11年製造)君です。
えっと・・・28-11=17年前のですね。
オーバーヒートしたようですが・・・
バラバラ事件となっております。
ポンプも焼けています。(交換ですわ!)
これ、普通なら、南無阿弥陀仏かもしれませんね。
あきれる強さです、HONDA船外機。
エンジンは掛かっているそうです・・・
ちなみに排気が通る胴体の周辺は塗装が焼けて
シルバーが茶色になっています・・・
でも、つぶれないのですね~。
土曜日とか、ほかの修理のエンジンもやってくるようです。
どんどんこなさないと仕事が溜まる~!
日本海のBF135A4の定期点検にも
そろそろ行かないと怒られる~!
でも、皆様お待ちしておりま~す。
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