TOHATSU MFS2Bと、NS5Bと好事魔多し!?
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
出張に行くとき、ビジネスホテルを予約すると思いますが、
最近は近畿一円、どこも予約が取りにくくなってきて、
とくに京都~滋賀は、外国人観光客が多いせいか、
本当に苦労します。
以前は前日でもホイホイ取れたものですが・・・
さて、MF2Bの修理の続きです。
インペラーを交換しようとしますが、ボルトが塩噛みで
カチカチです。
たぶん、力技でもギリギリ緩みそうですが、
念のため、少し暖めたりして慎重に揺るめます。
折れたら、悲惨ですから・・・
何とか外れました。
順調です。
ケースのカップ内側も確認します。
ボルトは塩が付着しています。
そのまま再度締め付けたら・・・・・駄目です。
塩を除去します。ナットを利用してもいいです。
ボルトを入れるときは、必ず耐水グリスかシリコンボンド
等を塗布してから締め付けます。
出ないと、次回は緩まないかも~
順調、順調~
アノードはオーナーの希望で新品に交換します。
新しくなったボルトには、初めからロックタイトが
塗ってありました。さすがトーハツさん。
順調、順調、順調~♪
最後の作業、ギヤオイルの交換を・・・・
「ぎゃあああああああああああぁぁぁぁぁぁ~」
水が入ってるやんけーああっ~
最悪ですわ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先に抜いて確認しとけば良かった(泣)
漏れてる場所を確認するため、圧力テストをします。
圧を掛けると直ぐに「シューシュー」
「ああ、完全にイッとるわ」
プロペラシャフトのオイルシールがダメのようです。
「好事魔多し」とは、」このことか?(泣)
分解します。
シールの変形も、シャフト抜くときのものだけとは
考えにくいぐらい変形してる?
ベアリングも海水の影響か?
回るけど、ゴロゴロ言うとりますわ。
延長戦になりました。
オーナーに電話して、残念な報告をしました。
さてさて、最近はトーハツ船外機が続きます・・・・・・・・
NS(日産)ですが、トーハツOEM製です。
なんと、昭和63年製造です。
27年前?ですが、ピカピカです。
数年前に、未使用新品?で譲ってもらった?とのこと。
超長期在庫だったんでしょうか?
私が業界に入ったときは、すでにこの色は売って無かったです。
シフトレバーの交換と、その他点検のご依頼です。
ありがとうございます。
「ええっこれも???」(驚)
でも、少し色が違いますし、さらさらしています。
こういうときは圧力テストをするのが、わかり易いです。
安心しました。
漏れていません。
推測ですが、オイルがあまりに年数が経ちすぎて、
少し変質(変色)したのかな?
と思います。
部品をリストアップしました。
来週に続きま~す
この記事へのコメントはありません。