近況、BF15DK2とBF225AK2とBF2DK2と8CMHとBF50Aです。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
毎年この季節は書いていますが、GW前ですので・・・パニックになっています。
「BF20DのトランサムSが必要」とのことなのですが、無いので
BF15DK2SHSJを」20馬力に新品からいきなり変更しています。
ご依頼主の業者さま「20馬力OKのボートです」とのことです。
お次は、オカマを掘られたBF225AK2です。
内部のステーが曲がって、カウルも変形しています。
出張修理です。
部品が入ったら、また行きます。
BF225はAK1より、ギヤケースが大幅に変わっています。
入れやすくなっていたり・・・
ウォーターパイプ接続部ゴムのすぐ右下の小さな穴は、
シャフトやベアリングを冷やすための水の噴射口です。
小さい穴ですが、HONDA船外機の高耐久性は、こういった
創意工夫の多さからもわかると言うものです。
こういったスタットボルト部には、必ず耐水グリスを・・・
私は、ヤマハグリスAが大好きです。
マーキュリーのアンチコロージョン?グリスを使うこともあります。
代ってBF2DK2ですが、お客様が「海で使うよ」と言われたら、
私は新品の納品前点検のときに、ここのボルトを新品から
一旦はずして、ロックタイト243(青)をボトボトに塗ってから
締めなおして、お渡ししています。
頻繁に締め付けの点検をするなら、耐水グリスでもいいです。
グリスの場合、緩む可能性があるので、頻繁に点検を。
通販でどこかで買われて修理に持ち込まれた場合、大体ここは
塩が詰まって緩みません。
通販で買った方はぜひ、実施をお勧めします。
ここもグリスが塗ってありますが、もっと塗っています。
あと・・・
今回の納品前の点検で、ささいなことですが、吹け具合がほんの
少し気になるので、新品ですが分解して微調整しました。
メーカークレームではありません。
でも、諸先輩方の皆様、このようなことは大体されています。
「水槽で試運転しているのだが、少し・・・」とお電話をいただく
マリンの業者様もおられます。
他の業界でもなんでも、お客様に自分の思う100%で
お渡ししたいのは、一緒ですよね。
この8CMHは修理が終わって、きれいに洗ったあと、
試運転をしようとプライミングしたら・・・
コネクター根元から燃料がポタポタと・・・
うちにあった中古のコネクターを次々交換しても、
漏れが止まりません。
なんと、エンジン側のコネクターの金色の真鍮部と
周りのプラスチックの隙間から、ブクブク~と漏れていました。
これは、勉強になりました。
ホース側のコネクターも、ゴムが硬化していたので、
一緒に交換することにします。
ああ、今週納品できると思っていたのに・・・
来週は遠方の定期点検が入っています。
あと、このエンジンの納品も・・・
BF50Aの内部アノードの1つは、このインテークマニホールドについて
います。
定期的な交換をお勧めします。
ギヤケースもOHしています。
実は、今日で全部組み上げる予定だったのですが、
本日部品が来ると思っていたのですが、1日遅れた
様ですので、ブログを書く時間が出来たというわけです。
このBF50Aも、来週中に納品です。
作業は夜中まで残業したら何とかなる場合もありますが、
後は天気だけです。
神様、どうか来週は天気が続きますように・・・
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