BF15D2のウォーターシールの交換とエンジンオイルドレンネジ穴の修正の続きです。
皆様、ご機嫌いかがでしょうか?
暑い暑い、本当に暑い!
昨日は午前9:40に日本小型船舶検査機構の検査員さんが
出張検査に来ていただいたのですが、
そのときすでに汗ポタポタで対応させて
いただいたりしていまして、
終了後、修理の続きをしていたのですが、
さすがに13:00頃には暑すぎて、
数時間修理をストップしましたよ。
さて、BF15D2の修理の続きです。
まず、ネジ山がバカになっていたエンジンオイルドレンの
修理をします。
穴を・・・ドリルで・・・もう、後には戻れません
タップを・・・・・緊張します。
その後、挿入しパッキンを新しくして、ドレンボルトを締めて、
エンジンオイルを入れて漏れないかテストしました。
うまくいきました。
元のネジとパッキンを使用し続けられます。
バンザイ。
同じような症状になった方がおられましたら、
お近くのサービスマンさんにご相談をしてみましょう。
きっとうまく修理していただけるはずです。
その前に、毎回パッキンを交換しましょう。
それで、このようなねじ山をつぶす確立は
ほとんど永遠のゼロになります。
ああ、ブルーレイまだ予約してない(泣)
お次は、見なかったことにしたかったバーチカルシャフトの上の
ウォーターシールの交換です。
ここに付いていて、スパイラル効果で巻き上げられた
海水を防いで、クランクシャフトなどを守っています。
放置すると、クランクシャフト下側で固着が発生し、
ギヤケースの脱着が出来なくなり、
インペラー交換等でが出来なくなります。南無阿弥陀仏~♪
ここらあたりが、定位置です。
で、全体としては・・・・・
バーチカルシャフトはこんな具合でパワーユニットと
ギヤケースをつないでいます。
そのパワーユニットの真下あたりに、今回交換する
ウォーターシールが鉄壁の守りを・・・・今回は突破されていました。
すごく悲しいブラジルのゴールのように・・・7点ぐらいに・・・
組み上げるときは、必ずたっぷりとグリスを塗りましょう。
でないと、ウォーターシールが壊れて・・・突破されます。
原因のひとつです。
さて組みあがりましたので、試運転を開始します。
各部チェックが終わったら、修理完了です。
試運転をしていたら、BF2DK2の修理が入ってきました。
今日から早速取り掛かっていきま~す。
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