謎のさくらんぼとBF175A3のタペット調整をしましたよ。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
昨日は出張点検で留守にしていたのですが、
今朝出社すると、
宅配便さまの不在通知が入っていたので電話して持ってきて
もらったら、「さくらんぼ」でした。
贈り主は「同上」、つまり私から私へ・・・なんじこりゃ???
「広島本社からのプレゼントかな」
産地の方が本社とここを間違えたと思ってお礼の連絡をすると、
「送っていないよ・・・・・・・・・・・」と、
ええっ、では誰が送ってきたのか?
「中あけたの?あけたら請求書が入っていて・・・」(怖)
とりあえず、宅配便さんに「心当たりがないので、
引き取ってほしい」と電話して・・・・
ふと思い出して、産地のご出身いつもお世話になっている業者さんを
電話してみると・・・
「おくりました」と・・・・
宅配便様、ご迷惑をかけました。
新手の詐欺かと、ビックリいたしました。
さて、昨日はHONDA BF175A3の整備で某マリーナさまに・・・
数年間ぜんぜん整備をしていなかったらしく、
消耗品を全部交換するとか・・・
でも、タペット調整が出来ないので、来てほしいとかで、
タペッだけでは半日ぐらいの作業だけになるので、(泣)
午後にも近くに用事を作って無理やり行って来ました。
(いつもお世話になっているので、まあいいか)
まず、パソコン診断です。
使用時間も少なく、問題はありません。
今回、オーナー様よりの「振動がする」というのが
点検整備のきっかけになったとのことですが・・・
バルブペット調整の開始です。
BF175A3なのでVTECは付いていませんが、
インテーク側の、同じような機構のほうは、
いつも、あまり隙間は詰まっておりません。
でもエキゾースト側は、大体詰まっており、
調整を行います。
カムシャフトプーリーのカバーの上の左右の小窓を開けて、
タイミング位置を確認しながら行います。
で、ここで豆知識・・・
通常V型シリンダーの番号を「1番、2番・・・」と数えていくとき、
上、または進行方向の前のほうが1番で、
その隣が2番、1番の下(または後ろ)が3番と
ジグザグに数えていくのですが、
本田技研工業では、右バンクが「1番、2番、3番」で
左バンクが「4番、5番、6番」です。
たとえばマークルーザーV6と照らし合わせると、1番は同じですが、
マークルーザーの2番はホンダの4番、
3番は2番で、4番は5番、5番は3番、6番は同じです。
これを知っていないと、タペット調整や点火順序、
インジェクターの噴射テストで
「?????????????????」
となります。
前に超プロフェッショナルのサービス店さんに
「ややこしい」と怒られたことがあります。
私が決めたのではありませんので、お許しください。
私は慣れているので、なんら問題は感じておりません。
さて、ひとつずつ隙間ゲージで調整してきます。
調整を完了後、カバーをして、組み立て完了しました。
陸上試運転をすると、振動なんて微塵も感じません。
「高速で航行すると、ひどいらしい」
あれっ、と思いましたが、であるならプロペラとかでは?
というと、試運転もしようということになりました。
WOT(全開)でも、絶好調です。
振動はございません。
試運転が終わって、引き留めようとするハーバーマスターを振り切り、
午後の仕事に向かいます。
おかげで向かった先で、
「おおひさしぶり」と、挨拶代わりのような
注文をいただきました。
午後からコーヒー飲んでだべっていたら、
これは無かったですね!
海の恵みの感謝です。
さて、不具合の訴えが、本当なのか?勘違いか??のBF175A3君、
タペット調整をしたので「絶好調」でモーターのように回ります。
消耗品も全部交換されたので、ますます長生きです。
さあ、さくらんぼ食べて続きがんばるぞ!
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