猛暑日とエアコンとBF9.9Aのオーバーヒート
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
猛暑日のニュースがラジオから聞こえてくるシーズンに・・・
数日前までのワタクシは、11:00を過ぎると額から汗が「ツ~」と流れ出し、
もう、温度計は30度を超えだして
「ヤバイ、ヤバイ」
昨年秋ごろ、エアコンがとうとう本当に黄泉の国に旅立ちました。
私はイザナギノミコト様ではありませんので、エアコンを迎えに行くこともできず、
「さようならエアコン、10年間有難う」
でも、先日の事故でCR-V君の修理に経費を使いまくり・・・
「う~ん、でも、もう限界~」と
冷房専用のハイアール君をAmazonしました。
猛暑にギリギリ間に合いました。
本日の12:00ごろは、猛暑と戦っていましたよ、ハイアール君。
¥28,000-で、ぜんぜん「う~んクール♪」
さて、最近は2馬力クラスの修理が多かったのですが、
MFS-2B君は、本日退院しました。
オーナー様、船外機スタンドをお渡し忘れてご迷惑をおかけしました。
ありがとうございます。
こちらは、少し懐かしいNS3.5Aです。
長期間使っていなかったので、動く様にしてほしいと来店されました。
電話をしたら「もう直ったの?」と、いえいえ、遅いぐらいです。
あと、常連S様の補機のBF9.9Aを整備します。
S様はボートを係留保管されていまして、メインはBF135A4,
スパンカーを使用したとき風に立てるのに使うのが、このBF9.9Aです。
あと9.9FWHもお持ちで、交代でつかって、現在休憩中のBF9.9A、
10月の再登板までゆっくりと言われまして、とりあえずエンジンをかけます。
「あれ、なにかおかしい」
一発始動ですが、検水口の勢いが大変強く、
温度も暑いです。
計るとすでに97℃で
「ああ、あかん、ストップや~」
止めたとたん、検水口から蒸気が一瞬
「プシュ~」と出たぐらいで・・・・・・・・・
サーモスタットは、「塩ダルマ」です。
しかも、開いたままこいつも黄泉の国に・・・
「エアコンとあの世で仲良く~」
いや、普通開いたまま死んだらオーバークールのはずですが・・・・
塩で完全にふさがっていたみたいです。
いっぱい耳かきしてあげました。「オェ~」
皆様、船外機の真水通詩は、大切です。
どうしてもできない人は、帰港後エンジンをかけて
「クールダウン」して、上架したチャンスに真水通しとか、
できれば「ソルトターミネーターミキシング通し」しましょう。
かなり違うそうです。
テストのため、サーモスタットをはずしたまま、ほんの少し運転します。
今度は本当にオーバークールです。
サーモスタットが無いまま長時間運転すると冷たすぎでエンジンが壊れるので、
水が通っていることが確認できたので、止めます。
なるほど、それで検水口の勢いが強かったんですね!
このエンジン、平成11年5月製造です。
しかも、めちゃくちゃこき使われています。
一度、クランクシャフトのメタル交換と、ピストンリングの交換と、
バルブのメンテナンスを実施していますので、あと10年ぐらいいけるかな?
そろそろ新品を買ってほしいのですが、壊れそうに無いので
無理そうです。
まだまだ現役バリバリのBF9.9AMLJ君なのでした。
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