プロペラマッチングと辛いわぁ~
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか?
ご来店のお客様より奄美大島直送だという「タンカン」を
頂きました。

とても美味しいです、有難う御座います。
納品待ちや整備後引取待ち、点検や整備待ち及び整備中でお預かりの船外機が
とうとう2列になってきました。

一番の理由は、ホンダ部品の入荷が遅いんです、最近とくに。
水曜休むし、オーダーが多いと「オーバーフローです」と遅配になります。
ヤマハやトーハツの部品は午前中のオーダーならほぼ翌日に届きますが
例えば土曜の注文なら月曜扱いで火曜に届けばよいのですが
「オーバーフロー」遅配で水曜・・・休みで木曜ってことになることが有ります。
週末持込の多くのお客様は「1週間ぐらいで直る?」ってご希望が多いのですが
なので木曜や金曜は残業って話になります。
〇〇〇の偉い人曰く、本田技研さんの部品〇〇〇〇会社は直〇でないので
あまり〇〇も言えないとのことです。
辛いわぁ~
昨日は本来は定休日なのですが、先日換装したHonda BF50DK4の
初進水が有るとのことで現地に行ってきました。

このボートは元々、2ストロークの50馬力が標準なのですが
今回はキャンペーン中だったBF50KD4 YRTNをご契約いただきました。
機関重量は元々の2スト50馬力が91Kgに対して99kgと
わずか8kg増えただけなので、増加を無視していいレベルです。
この軽さはBF50DK4の良い点の一つですね。
同じ50馬力と言っても毎回爆発の2ストロークとその半分の爆発回数の
4ストロークですからアンダーパワーの設定になるので、
プロペラのマッチングで慎重を期すための現地訪問です。
(換装作業はオーナー様の会社敷地で実施しました)

プロペラは11ピッチか、12ピッチにするのか?
形状は高速向けの58130-ZZ5・・・タイプを避けて
汎用性の高い方の58130-ZW4・・・タイプにしました。
Y博士に聞いたこのボート&BF50A(キャブレター)の時のプロペラピッチは
11ピッチだったようで・・・
メーカーIさんにも相談して、計算を何度もして、オーダーしたのが
12ピッチでした。
で、オーナー様達と合流し、暖気も十分に済んで、プロペラマッチングテストに
出港します。
6名定員で大人4人だったので、特に立ち上がりで心配しましたが
さすが加速装置の「BLAST (ブラスト)」装備のBF50DK4は
前に1名、後ろ3名のスタンヘビー気味だったのですが、あっという間に立ち上がり
気持ちいいので無意識に指がトリムもUPしていて、気が付けば5800~6000rpmに達しました。
思わず「完璧です」と言葉が口から洩れていました。
この加速はいい意味で毎回新鮮で、いい意味で期待を裏切ります。
これでクラス最小の排気量&リーンバーンしますから燃費も良いですし
「60の方が本当はベストマッチですよ」と言っていたのですが
50でも十分でしたね。
このプロペラのマッチングをミスると、例えば1つ緩い11ピッチだと
加速はもっと早くなりますが無駄に多い回転数で走るので燃費が悪くなりますし、
全開時に過回転域(レッドゾーン)に入ってしまいます。
逆に13ピッチの1つキツイのを付けた場合、まず加速でもたつき
中速域では一回転で進む距離が多くなるので燃費が良くなる
「いけない副作用」があったりするのですが、負荷が多くなるので
「運転中ずっと熱を多く持つことで電気腐食の進行が早い」説の対象になり
私が夜にうなされるような、最も注意が必要な船外機になります。
別件、定期点検で入っているBF30DK2君のキャブのOHのついでに
内部アノードを新品に交換しました。

思ったよりとけていましたよ。
キャブレター清掃分解の後は陸上試運転して
同調調整を実施しました。

今回は納得するまでかなり時間をかけて調整しました。
点検で入ってきたBF2DHですが、ギヤオイルを抜いたら
真っ白に白濁していました。

(先に抜いたエンジンオイルに重ねて抜いていますので、下に
白く見えるのが抜いたギヤオイルです)
圧力テストをしたら、なんと上から漏れていました。

バーチカルシャフト側のオイルシールの劣化が
白濁の原因のようです。
さあ、月曜なので部品は入って来ないけど、先に分解だけでも
しておきますわ・・・・・・・・・
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。