
BF225Dの換装セットをしました。
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
予定していた日程が雨模様と言う事で、予定を前倒しして
先週の土曜日に急遽、エンジンセットのお手伝いに行ってきました。
そう、今月は新西宮ヨットハーバーである「関西ボートショー」とかありますので
「延期(後ろへ)」ができないのです。
お手伝いに行った業者さんは普段、他社さんのエンジンを付けることが多いそうですが
今回は縁あってHonda BF225Dをセットしてくださいます。
私よりもベテランさんなので、作業もすいすい進みます。
「次、〇〇の取付します」「そ-か、そやったら俺は〇×つけるわ」
みたいな感じで、ほとんど目も合わさず二手に分かれて
どんどん仕事が進みます。
「あ~ベテランさんと仕事するのは楽やなぁ~」
午前中で古いエンジンをはずして新しいのをセットして
おおむね形になったところでお昼となりました。
関西でも有名なこのマリーナはレストランがあって、
美味しい食事ができます。
今回は「ゴチ」になってしまいました。
Y様、ごちそうさまです。
食事のあとは残りの細かな配線のまとめ等を実施して、
いざ、試運転です。
BF225A→BF225Dなので、何も心配はないのですが、
プロペラの直径が大きくなってギヤ比も変わっているので
このボートでは低速~中速ではトルクが太くなり
加速装置の「BLAST」も付いているので以前より
「ガバ~っ」と加速するようになります。
同じボートでもお客様によって荷物満載で重たくなっていて
プロペラピッチが変わる場合がありますので、注意が必要です。
大きいマリーナなので、港外に出るまでのデッドスロー時間が長く感じます。
マリーナを出て、ゆっくり回転を上げていきます。
トルクが太いので、どの回転でもスルスル走るので楽です。
この船外機は、排気量がクラスでも小さい方で、
それは、燃費に利いてきます。
さて、慣らしも軽くしたので、プロペラが合っているのか
WOT(全開)で走ってみます。
ガバっとスロットルレバーを前に倒すと、いつものように「BLAST(ブラスト)」が発令され
「ブイイイイイイイイ~ン」と鬼の加速が始まります。
中速域(クルージング領域)でいったん休憩してスロットルレバーを
動かさないようにすると、2秒後に「リーンバーン(希薄燃料燃焼)モード」に
入って、さらに省エネ運転ができます。
私のお世話をしているお客様の運転状況をパソコンでモニターしてみると
皆様、総運転時間の6割ぐらいリーンバーン走行している感じです。
クルージング領域を超えて、4900rpmを超えると、
皆様おなじみの「VTEC」が「待ってました」と活動を開始して、
さらにエンジンが高速域までスムーズに吹け上がります。
スピードを少し落としてスラローム走行や旋回したりして
キャビらないか等確認し、シフト操作なども何度も確認して
試運転は無事終了となりました。
家に帰った後のビールの味が最高だったのは言うまでもありません。
オーナー様、生まれ変わったこのボートで引き続きマリンライフを
ご堪能下さいませ。
Y様、お昼ゴチになりました!
何から何まで、有難うございました~
今週末は何度も言いますが、関西ボートショーです。
その次の週は、
チャーターボートさんのエンジンの載せ替え、
BF225AK3さんの定期点検、
BF90DK0さんの定期点検が同じ週に有ります。
お店の持ち込みの定期点検のご予約もあります。
ああ、休める日が思いつかない???
GWまで突っ走ろう~
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。