法治国家
皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか?
暑さが半端ないですね。
先週はお手伝いのK君に同行補助を頂きまして、隣の県まで修理に行ってました。
これ、訪問前に分解修理の風景。
Honda BF225AK3のパワートリム&チルトの動作不良でした。
モーター内部の故障だったのですが、また次に故障すると
係留艇で簡単に修理できないのでモーターASSYで交換して、
お客様の希望で各シールと中央のピストンも
交換しました。
さらに10年ぐらい使えますように・・・
次は公官庁様のTohatsu M25C2です。
「敬礼!」
エンジンが掛かりません。
ボートと一緒に検査で入ってきたのですが、いつも予算が付くのが急な事が多く
仕事が来るかどうかも入札なのでギリギリまでわからないのですが、
でも最近の豪雨被害とかの出動もあるボートなので
JCI(検査機構)さんに「早めに受検させてほしい」と切にお願いしたのですが
「1週間前に書類を提出できていないとダメ」と
断られてしまいました。
書類を預けている7~10日間出撃できないので、少し心配なんで~す。
例の知床の件以来、厳しくなった?
でもあの事故は、出たらあかん荒天に出たのが理由でJCIは関係ない。
まあルールなので仕方なしですね。
「天は人の上に人を作らず」
「人(国)は人の上に法律を作る」
人命は地球より重いですが、ランクを付けたら
人より法律の方が偉い・・・・・のが法治国家。
確か小学校で習いましたっけ?
話を戻して、検査で合格するように整備をします。
出動のあと、忙しかったのでしょう。
キャブの燃料を抜き忘れた?
綺麗に清掃修理したら治りました。
ほかにも数台預かっております。
今度はユーザーさんのTohatsu M9.8B、こちらは定期点検で来院。
インペラーなどの部品が届くのを待っております。
あと先ほど、とあるメーカーさんから電話があって
通販で購入した2馬力の方が燃料コックが取れたので
見てほしいとの事です。
「組立ミスなら無償修理しますが、お客様の取り扱いに起因する故障なら
お金もらいますとお伝えください」
と、お願いしておきました。
日本製の船外機の組み立てミスって、本当にすくなくて
ウチにそういった感じで来る船外機のほとんどが
何処かで通販で買ったっていうやつです。
中には本当に「運搬中の衝撃」や「これはお客様が壊していない」と
いうのも数%ありますが、ほとんどはそうではない。
初期型の燃料コック(赤色)は取れたの見た事ありますが
最近のはキャブの交換するとか、何か作業しないと・・・
法治国家なので、2馬力以外のキャブが付いていたら
私は触りません。
(JCIに登録して免許持っておられたら触りますが)
そうでないことを願っております・・・
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