番外編 謝謝 再見 台湾
最終日はひたすら、帰るだけの旅です。
娘に「台湾で行きたいところ、したいこと考えておいて」と言われて
・小説読んで行きたくなったので、そんな感じで
・目的地は高雄(小説では台南)
・一駅だけでも新幹線に乗りたい
・地元フードを食べたい
と、伝えたら、新幹線ほぼフルコース取ってくれました(ゲップ)ので
現地の7時(こちらの8時)にホテルを出ます。
まず高雄駅から、MRT(地下鉄)で新幹線の駅(左営駅)に向かいます。
MRTと台鉄の券売機は、12言語から選べて日本語もあるので
ワタシでも切符が買えます。
私が乗った車両はシーメンス社(ドイツ)製でした。
切符は日本でいう「レジのレシート」の薄い紙で、QRコードを
かざすと、改札が開きます。
全体的にどこのも、日本のように「素早く」では無いです。
エスカレーターは皆さん、右に並ぶ「大阪式」です。
本当に皆さん、きちっと並びます。
アホがいませんのでストレスになりません。
エスカレーターには、服を挟まれないように
「刷毛、ブラシ?」みたいなものが横に付いています。
台湾高速鉄道(日本の新幹線)の駅に着きました。
実は昨日、乗り間違えてこの駅に来てしまったとき
切符を予約して買っていました。
新幹線の切符を買うときは、中国語か英語のみで
何度やってもうまくいきませんでした。
日本に帰った後調べたら、券売機は仏国製だそうです。
もともと仏国/独国の車両やシステムにいったん決まったのを
地震への耐久性とか、その他諸々の理由で日本製に変更したそうで
その時、券売機は仏国、ポイント(線路の切替)は独国製に
することで、折り合いをつけたとか。
それで、買うの難しかったのかな?
結局、券売機の前でネット予約して、その予約番号を入れて
券売機で買うという・・・先生がいなかったら乗れなかった。
そして・・公衆電話すら、物珍しい・・・
さあ、乗り込みます。
見慣れたような社内ですね。
小説の主人公のように中でお弁当を食べようと乗る前にキオスクで探しましたが
朝早くて売っていませんでした(泣)
ジュースは台湾最後の飲み物になるかもとマンゴーの物を買ったつもりが
学生時代に授業で韓国にも行ったことのある先生から
「それ、ハングル書いてるから。韓国製や」と言われてみたら
オレンジジュースでした。
美味しかったので、まあいいか。
おにぎりは、「牛肉飯」と「明太子」を買ったのですが
両方とも日本のより小ぶりで、牛肉はほんのり酢飯、
明太子はあまりピリッとしない優しい味でした。
台湾高速鉄道グッズをいくつか買いました。
台湾のお金ですが円との約4.6~4.7がレートでしたので
いつも5倍して計算していました。
NT$1000(ニュー台湾ドル/元)が¥5000円ぐらいって感じですか。
考えたら、ほとんど美味しい地元フードやファーストフードを
食べていたので、全然お金が減らず・・・
今度来たら、レストランにも入ってみよう。
無事新幹線の桃園駅に着いたので空港へ向かいます。
この台北のMRTの桃園線?の車両は、いろんな国のが走っているようで
日本製もあるようです。
空港に着きました。
エバー空港のチェックインカウンターに向かいます。
さすが地元だけあって、広い場所を占領しています。
若いお兄さんが対応してくれました。
何やら、パンフレットを指し示しながら先生と長い話を
しています。
先生も、「スラスラ―」までは行きませんが
おおむねわかっているようでうなずいます。。
「〇〇時までに登場口に来てね」
「貴方達の近くには非常口があるので・・・HELPを」
と言う事らしいです。
登場を待つ間、パンフをスマホの翻訳機能で訳すと
・非常口の近くなので緊急の場合は客室乗務員を手伝ってください。
・その場合、最後に脱出してくださいね♡
・この席には、客室乗務員の指示がわからない人は座ってはいけません・・・
私、座ってもいいの?????
ウロウロしていて、なんか、ペッパー君がいると思って近づいたら
違う人でした。
何配っているの?
たくさんある、お土産屋さんコーナーでも、感動というか、どこのお店に行っても
全然押し売りしてきません。
お茶を見ていても、少したってから小声で「Tea?」と言われたり
なんか、日本の百貨店でネクタイを見ていたら、
数分して斜め後ろから「それ、お似合いですね」と言われるときのような
優しいやり取りばかりです。
行きはエアバスA300(330?)でした。
私はエアバス乗るのは初めてでした。
帰りはボーイング787でした。
どちらも、私にとっては怖いのは同じですが。
登場して席に着くと、確かに非常口がありました。
足元が広い席で、少し気持ちが楽です。すると、どこからか
「お客様」「お客様」と数日ぶりに(TV以外の)日本語が聞こえてくるでは
無いですか!
「おおっ」
先生と2人で見つめ合って、喜びます。
「この席に座る方は非常の場合、お手伝いいただくことになります」
先生と2人でうんうんとうなずく私
「非常ドアの開け方をご存じですか」
先生の隣の、一番窓側のきれいな女性が聞かれます。
すると、その方、
「私、もと客室乗務員ですから」と、こちらも日本人のようで
しかも、プロの方!鬼に金棒!
「お二人はドアの開けたかわかりますか?」
2人同時に首を横に振る先生とワタクシ、
すると、開け方をご指導いただきました。
でも、そんな事態がありませんように・・・
とかなんとかしているうちに恐怖の離陸。
でも私の目に前にも美人日本人客室搭乗員さん、
となりの隣には美人日本人元客室乗務員さんがいるので
行きよりも安心して空へ・・・・
往路同様、復路もボリューミーな機内食。
味も私は非常に美味しかったです。
斜め横の女性は、台湾ビールを貰っていました。
すこし心に余裕が出来た「私も」と一瞬思って
「しまった、関空にクルマ置いてるし・・・」で
オレンジジュースにしました。
非常口のお手伝いをすることなく関空に到着、
私の楽しかった旅が終わったのでした。
【台湾で良かったこと、感心したこと】
・みんな礼儀正しくて優しい。
自動改札でおばあさんが、切符をどうすれば良いかわからず困っていると
若い男の子がサッと走ってきて、助けてあげたり、みたいなのも
何度か見ました。
駅でもエスカレーターでも並ぶし、ああ、ストレスフリー~な国。
「ここは幸福の国、ブータン大国?」
・何でも美味しい
味覚は個人で違うのであくまで私の感想ですが
何食べても飲んでも、美味しい。
但し、「台湾式のお茶」は甘い。
小説の主人公も、何気なく手にしたお茶が甘くてびっくりするシーンがあります。
グリーンティーは「日式」
紅茶は「英式」
この「台式」のお茶は、ジャスミンティーに砂糖が少々多めに
入っている感じかな?
私は主人公と同じものが飲みたくて、ワザと買いましたが。
真水は一切に飲まないようにしていました。
学生時代からの板倉先生の教えです。
・日本語は全く通じません
台北に行ったことのある先生曰く、そちらのほうは多少通じることも
あったとか。
でも、通じなくても、みんな優しく、伝えたたい意味をくみ取ろうと
していただいて・・・
めんどくさいやつですいませんでした。
但し、駅の券売機に日本語ありますし、社内でも時々ですが
MRTでも日本語流れていました。
・クルマとバイクが
着いた時から、「いいクルマばかり走っているなぁ」と思っていたのですが
よく考えたら、軽自動車が走っていないので
そう見えたようでした。
小説の主人公はバイクの後ろに乗せてもらってあちこち移動するのですが
バイクは日本よりもたくさん走っていて、
半分ぐらいが2人乗りのように見えましたよ。
【向こうで今後に期待したいこと】
・ウォシュレット・・・だけ。
いやぁ、楽しかった。
絶対にまた、へそくりをためて、今度は小説の聖地巡礼で台南?
いや首都の有る台北?
LCCなら結構安く行けるようですね。
でも次回もエバー航空で行くでしょうね。
中国語も「謝謝」以外も覚えないと・・・
では「再見~」
楽しい旅お疲れさまでした。すだちです。
何度でも行きたくなる台湾。次は台北ですか?
台北の超有名スポット九份(ベタですが)あとマッサージと夜市ですね♪
台北はなんとかカタコトが伝わる人も沢山います。ぜひまた行ける日が来るまでお仕事頑張って下さい(^^)
旅のブログ面白かったです♪