番外編 なんでも優しい国台湾へ
この番外編に対してコメントを頂きました。
すだち君さん、有難う御座います。
さて前回の続きですが、日本から着いたら、とても暑い台湾。
大昔に仕事で行ったフロリダがこんな感じでした。
「ずっと軽いミストサウナに入っているような・・・」
日陰と心地よく吹いてくれる風に敏感になってきます。
「なんとか芸術特区」から、有名なランドマーク目指して
また「LRT(ライトレール)」で移動します。
電車はどれも、すごく安いです。
NT$10~20(¥50~¥100-)ぐらいで移動します。
「高雄展覧館」の前で降りました。
大阪で言う「インテックス大阪」
横浜で言う「パシフィコ横浜」
中で何かやっていたので近づくと、ベビー用品とかマタニティー用品の
展示会でした。(ので、スルーしました)
その裏にはマリーナが有って、ボートが係留してありましたが
残念ながら中には入れず。
展示館の前のフラッグポール。
近くのビルも、かっこいい形で・・・
気温と旅気分はどんどん上昇していきます。
ジャジャジャジャーン
「高雄85ビル」に来ました。
が・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょ~ん!
ここも「龍虎塔」に続き工事中で展望台にも中に入れませんでした。
う~運がわりぃ。
こんな看板も・・・・・ちがう本気も感じながら・・・
電動スクーター走っていて、日本よりは多い感じです。
出川哲朗の充電旅、録画するほど大好きなので。
と、先ほどから先生が、
「水分取れ」「日陰を歩け」とか言う回数が多くなってきて
そのうち、低い段差でつまづいたり
気持ちは「次は」「次は」と先走るのですが
今から思うと、軽い熱中症だったのか?
台湾にたくさんある「ファミリーマート」の
イートインコーナーに入ります。
店の半分以上が「イートインコーナー」です。
実は朝にマンゴー茶ドリンクを買ったとき、
先生が「言葉が通じなくても確実にオーダーできる方法」を
編み出していました。
店先のメニュー文字かメニュー画像をスマホで写して
拡大してお店の人に見せてオーダーするのです。
先生に「タピオカミルクティー」を依頼して私は少し離れた席に着きます。
レジで順番がきて、水戸黄門のお供が印籠を出すかの如く
先生が颯爽とスマホを出し示します。
うんうんとうなずく店員さん、オーダーは通ったようです。
しかし、予想外の展開、女子高校生?のようなかわいい店員さんが
何かを尋ねます。
先生が何か口走りますが、お互いに「通じない」となった瞬間、
先生と女子高生?が同時に「あ~」と叫びながら
同じ角度で軽くのけぞったので、笑ってしまいました。
多分、砂糖とか他の追加トッピングの質問だったのかな?
台湾ではファミマも蓋は溶着でした。
タピオカいっぱい入っていましたよ。
生き返ったので、お土産探しも兼ねてショッピング街へ
「そごう」ありました。
私が「大阪も奈良も無くなった」とか言いますが
先生は「京都にはある」と教えてくれました。
お土産を買いこんで帰路に着きます。
で、ホテルに着いたら、なんと、なんと、なんと
そう、言葉が通じないのでノートに
「1906號室」(号は、横に虎も書いてワザワザ號とかいていた)を提示して
前日までは部屋のキーをもらっていたのですが、
ロビーの女性(ジャガー横田さん似)が
「鍵が無い」と取り合ってもらえません。
先生は、旅行会社からもらった旅程表は
部屋に置いてきたようで、証明するものが有りません。
そのうち、奥から気の良さそうなおじさんが出てきたのですが
なんと、その方は英語が話せるようです。
「おおっ、これで何とかなるかも」
でも、英語は通じても、「1906のカギは無い」と言う事で
万事休す!
しかし、なんと、ピンチのあとにチャンスあり
先生の勧めで汚い私のカバンの中を探したら
空港の入国審査の前に、先生から
「審査官に何か聞かれて困ったら、これを見せて、ここに泊まると言いなさい」と
渡されていた、旅程表がグチゃシワシワで出てきました。
広げて「これだこれだ~」と見せたら
一気に逆転の展開。
気のいいおじさんとジャガー横田さんが必死でカギを探すと
多分ですが「チェックアウトした客」の入れ物?に
混ざって入っていたようです。
済まなさそうに鍵を差し出すジャガー横田。
私と先生がホッとして「謝謝」と言うと目を真ん丸にしたジャガー横田
直後に烈火のごとく英語おじさんに怒鳴り出したジャガー横田
「どこに置いてんのや~」とか怒っていたのかな?
多分、朝に私が「出かけます」とか言わずに出て行ったので
チェックアウトと間違えたのでしょうね、すいません。
部屋に入ると、清掃は無くて、タオル交換もなし。
私も先生も、掃除やシーツは「まあいいか」ですが、
先生が「バスタオルだけは交換してもらう」と興奮しています。
ポケトーク(翻訳機)に何度も「新しいバスタオルをください」と
話して、翻訳できているのを確認しています。
仏国のときは部屋のブレーカーが落ちたこともあるし
他ではシャワーお湯が出なかったり、色々体験済みの先生、
バスタオルぐらいは想定の範囲内です。
ポケトークを片手に再度ロビーを目出す2人。
ジャガー横田は新聞?を読んでいました。
先生がさっとポケトークを取り出した瞬間、
声を出すかと思ったら、なんと、なんと
その黒いたまごっちの様なポケトークをジャガー横田の
眼前に押し付けるように提示したではありませんか!
びっくりした私は、両手を合わせて拝むような姿勢を・・・
すると、ジャガー横田は「うんうん」とうなずいて
英語おじさんを呼びつけました。
なんと先生は、ポケトークの小さな画面に提示された
先ほど入力の「バスタオル下さい」の中文を読ませていたのでした。
新しいバスタオルを受け取り再度「謝謝」の2人。
夕食から帰ったときは、満面の笑みだったジャガー横田さん。
その夕食は、また私のリクエストで、小説の主人公が食べた(妄想)の
牛肉麵
何をどこで食べても美味しい台湾。
人も食べ物の味も優しい台湾。
すだち君さんも台湾を旅されたことがあるのでしょうね。
ホテルに帰ったら、先生が「やってもうた~」と慌てています。
スマホで確認したら、時すでに遅しで
24時間前から取れる帰りの飛行機の座席位置ですが
足元の広い席しか残っておらず
¥7,000-~¥8,000-追加料金がかかるそうです。
どこの場所かと聞くと、正面に客室乗務員さんが座る
トイレの近くの、あの席だと。
飛行機の怖い私には、願ったり叶ったりでは無いですか!
チビリそうになってもトイレに駆け込めるし
気絶しそうになったら、美人客室乗務員さんが
目の前♡
「その席でよろしい」とクレジットカードを先生に渡して
中国語で話すブラックジャックとピノコの映るTVを見ながら
コンビニで買った台湾ビールを飲みつつ
夜は更けていくのでした・・・・・・・・・・・
(つづくと思う)
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