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BF5DHとBF60AK1と、BF150Dが間に合った!?

皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか。

毎年毎年の話ですが、GW連休前は死ぬほど忙しい。

いつもお世話になっています常連の皆さまより

一気にご要望が高まります。

お世話になっているYamaha F60F使用のシーバス船の船長様より

パワートリム&チルトの修理のご要望を頂きました。

モーターの中に水が入って、ブラシを破損させて

ベアリングも固着していました。

強い衝撃が掛かったようです。

無事、修理終了!

ついでに消耗品交換も作業しましたよ。

エンジン内部の亜鉛を交換したので、しばらく安心ですね。

今月はもう一台、ユーザー様のF60Cの消耗品交換&点検も

実施しましたよ。

美味しいから揚げ弁当、ゴチです!

Honda BF5DHの新品も買って頂きました。

私も使っている、自信をもってお薦めできるハイクォリティー単気筒、

3人乗りのゴムボートとのことだったので、一度標準セットの

STDサイズプロペラ(7-7/8×6-3/4)で走ってみて

回転不足になるならサイズを下げたペラにしましょうと

お話しました。

もう、乗りに行かれたかな?

初回点検で持込されるの日が楽しみです。

Honda BF60AK1 LRTNの新品も買って頂きました。

GW連休を前に、昨年12月より予約を頂いていましたよ。

デザインがかっこいいと大変気に入っていただきました。

そうです、かっこいいのが何よりも勝ります。

このBF60Aをデザインしたのは米国ホンダだったと思います。

クルマのフィットの4気筒1500ccエンジンから

1シリンダー取った船外機専用設計の3気筒で

60馬力を絞り出します。

なので、重量が軽いし、新しい部品や技術をてんこ盛りに

使用されています。

もったいないぐらいに・・・

軽量艇にはマッチングが非常によろしいです。

今回もアルミボートにセットさせて頂きました。

ああ、試運転たのしかったなぁ~。

また乗りたい。

代わってこちらもGWにギリギリ間に合いました。

連休前にも関わらず、今まで使っていた他社のエンジンが

壊れてしまったようで・・・

今までのエンジンと比べて重さは大丈夫かなと調べたら、

最軽量はMercuryさんでしたが

なんとHonda 新型BF150Dは2番目の軽さでした、ので

載せ替え難なく「クリア」でうれしかったですっ!

しかし~しっかし~ここからが2つ目の関門!?

あいにくご注文いただいたタイプの在庫、メーカー欠品中で

出来るのが6月になってしまうとのこと。

なので~夜までかかって入荷後、組み替えて間に合わせましたよ。

組み替えたので、ピットで陸上試運転も実施しました。

休まず、残業して、「いい加減に休め~」と社長に殺されそうなので

先週の定休日は休みましたよ♡

翌々日、3:30時に起きて、6:30に現地に入って

取付開始します。

取付高さはお客様のアドバイスも頂いて、

リギングも順調に進み、15:00にセット完了。

しか~し、当日の母なる湖は激おこプンプン爆風で

試運転できるかどうかの瀬戸際。

一旦帰港し、カッパを着て、膨張式を脱ぎ捨てて

おなじみのオレンジのライフジャケットを羽織ります。

敬礼「戦闘準備完了!!」

なんと、バスプロのお客様も乗るとのこと。

というか、お客様にステアリングを託します。

もう、湖面には、誰もいません。

仕事で無かったら、出ません。

でも、事故らない自信はあります。

さらに、お客様が運転が上手で良かったです。

波風をいなし、少しマシな、風裏になるところまで走ります。

暖気も十分でしょう、今日の目的のプロペラのマッチングを

確認します。

お客様が一気にスロットルを全開にします。

普段なら静かだと褒められる新型BF150Dですが

低音で響くエキゾースト音をこれでもかと「GAOOOOOOOOOOOOOO♪」と

響かせて、

加速装置「BLAST」がエンジンに120%パワーを与え

普段はYamaha 200HPDIに乗るバスプロのお客様からして

「2ストみたいだ~」と言わせる鬼加速をしながら

一気にぶっ飛んでいきます。

私はハンドレールを両手でつかみ

助手席からタコメーターだけを必死でのぞき込みます。

チルトが上一杯にかかるころ

エンジンの回転が4900rpmを超えてVTEC作動ゾーンに入って

スライド量の大きくなったバルブ動作の為に

さらに加速して・・・

6100rpmを超えてしまいました。

「ペラ緩いですわ」

でも、当日は燃料半分でバッテリーも1/4しか積まず、

ライブウェルも水張らなかったので、完全重量にしてから

それでも緩かったら、ペラのピッチを上げていただくことに

なりました。

帰りは私が運転したのですが、ほぼ向かい「爆」風で

当然、まともには走れません。

でも、スロットルレスポンスの良い新型BF150D君は

アクセルのON-OFFに期待以上に追従してくれて

タイムラグが無いので非常に正確に操作出来て、

ボートが叩かれそうな時はOFFにして

バウが突っ込みそうな時は先んじでONにして

お客様にスプレーが掛からないように頑張って帰港しました。

なんとか連休に間に合ってよかったです。

ご依頼がこなせて、ホッとしています。

それもこれも、助けていただきました皆様のおかげです。

有難う御座います。

お仕事を頂いた皆様にも感謝申し上げます。

なんとか少し余裕が出てきたので、私もGWには出撃しようかと

考えているところです。

出たなら、久しぶりの釣りになります。

ウキウキしているんで~す。

 

 

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