Honda BF2Dの防振ダンパーはここだ!
皆様、ご機嫌はいかがでしょうか。
日々お持ち込み頂きました船外機の点検を実施しております。
こちらは先日ご契約を頂きましたBF6AHのオプションの
5-7/8ピッチのプロペラ。
本体より先に届きました。
本体が届くのが楽しみです。
このガソリンは本日お持ち帰りになられたBF2D6のお客様の
燃料タンクに入っていたものです。
水らしきものが大量に入っていますね。
今度、携行缶の方もチェックしてくださるとのことです。
水では走りませんので、最適のご判断を!
燃料が汚れているので、当然燃料フィルターも・・・
掃除しました。
スロットルケーブルBの交換を希望されていました。
必要ないと思っていたのですが、
交換して良かったです。
そして、スパークプラグも交換。
良く走っていらっしゃると推測します。
このBF2D6は2014年製造で、そろそろこの辺も
整備が必要と分解して、「あっそうだそうだ」と思い出しました。
Honda BF2Dのサスペンション(防振ダンパー)は
ここに、こんな感じで付いています。
昔、とある業務使用の会社に2馬力用のミニボートを販売した時
「このボートは振動が強い?」とクレーム?みたいなの言われて
ミニボートでそんなこと聞いたことないので
困っていたのですが、
「船外機を取り付けるときゴムを一緒に挟まないといけない」と
言われて取り合ってもらえません。
で、よくよく聞くと、他のメーカーさんの船外機だったので
「お隣の会社にHonda BF2Dを借りてセットして試運転してください」と
言ったところ、
「ホンダを付けたら振動が低減した」と言う事で
なんとかご理解を頂いたことがありました。
その時は、「サスペンション(防振ダンパー)様、
窮地を救ってくれて有難う御座います」と
感謝したものです。
試運転では異常無かったのですが、ペラを外してみたら
なんと、シャーピンが折れていたをの発見。
見逃さなくて良かったです。
さてさて、現在整備中はBF15A君です。
3月にJCIの定期検査があるとのことで、
それに前もって点検にお持ち込みされました。
古い方のインペラーの羽根が1枚、根元から
大きく裂けめが入ってちぎれる寸前でした。
他は今のところ問題なし。
あとは試運転して、問題なければ終了です。
もうリコイルスターターの部品が販売終了なので
試運転の度に緊張します。
もうすぐ、おひとりが点検に持込されて、
ひょっとしたらおひとりがお引き揚げされるので
今からそれらの準備に入ります。
船外機スタンドが、足りるか、足りないかの
ギリギリが続いています。
でも、以前より多くの皆さまに「船外機を点検する」というのが
習慣になってきたようで、それはとてもうれしいのです・・・
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