今回もジオング作業
皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか。
台風の季節となりました。
シーズン的に来るのは仕方ないのですが、皆様に被害の起こらないことを
お祈り申し上げます。
今年、Yamahaの船外機を買っていただいた常連様が
別に1台、オークション?で手に入れたと、中古のTohatsu MFS2Bを
整備に持って来られました。
大きい直4V6船外機が続いていましたので、
小型単気筒船外機がやって来てほっこりします。
調子が良いとは書いてあったが、念のため点検してほしい
とのことです。
お話していると、「シフトレバーが重いねんけど・・・」
えっ・・・それ、あかんやつですやん・・(泣)
確かに激重グリグリ丸です。
それでイヤになってオーク損に出したのかもしれませんね。
多分、使いっぱなしノーメンテだったと推測します。
一応、ここの作業がどれだけ大変か、精一杯お伝えした
つもりですが。
オークション代+修理代=新品買える金額になりませんように。
(怖くて、いくらで買ったかは、いつも聞きません)
バラバラ分解開始します。
フューエルタンクやリコイルスターターとか、
スロットルケーブル、フューエルホース、配線などを
外していきます。
サーモスタットの交換も頼まれていますので
力を入れやすい楽なうちに外しておきます。
ジオングします。
ピタッとくっ付いていたので、首を切る離すのに
苦労しました。
送って来て、まだエンジンオイルを注入していないとのこと
でしたので、気が楽でした。
叩いたり、回したり、何度も何度も繰り返します。
何とかレバーを壊さずに外れました。
内側のOリングは、粉になって消えたのか
無かったです。
それでも外れないときは、バーナーで焙るのですが
そうすると、プラスチック部分がダメになって、
新品のレバーの注文となるのです。
今回はセーフですけど。
全バラに近い分解となっていますMFS2B君。
ぜひ修理途中もオーナーに見ていただきたい。
シフトレバーの入っていた穴を掃除して、ほんの少しだけ
穴を広くしておきます。
あとは部品の到着を待つだけです。
次回からMFS2Bをオーク損で買うときは、
「シフトレバー固くなっていませんか?」と
質問してから入札しましょう。
使いっぱなしで固くなったやつ、買わないように。
では本日はこの辺で・・・
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