Honda BF250Dの2基掛けでWOT!! (動画付き!)
皆さま、ご機嫌はいかがでしょうか?
ワタクシは前回とは打って変わって、心が爽快でございます。
(体は寝不足と長距離運転疲れでへとへとですが・・・・)
爽快な理由は・・・
リゾートマリンさんがHonda BF250D電子リモコン仕様をセットされるということで
お手伝いに行ってきました。
しかも特別カラー「ホワイト」の2基掛けです。
リゾートマリンさんは普段から輸入艇、国産艇をたくさん販売されていますが、
今回は輸入艇にセットされるとのことでした。
さらにはジャックプレート(スライドマスター社製)の6インチも
付けられて、油圧操舵機はユニカス社の新型の
MHS-36ZXBF175D-250D特別仕様を用意されていました。
BF175D~BF250Dの電子リモコンは1基掛けの時は何もしなくて良いのですが、
2基掛け以上の場合は、Dr-Hパソコン診断機で
「君は右舷だよ、あなたは左舷だよ」と
教えてあげないといけません。
私、メーカーの研修で習っていたのに忘れていて、
またTさんのお世話になりました。
たぶん私はTさんがいないとHonda船外機をセットできない人です。
さて、セットが終わって試運転の時間になって、
私も乗船させていただきました。
さすがE社長、まずはゆっくりテストしながらお気に出て行かれます。
う~ん、このBF250Dの高級車のような上品なサウンドは
何度聞いても最高です。
ボートがワンランク高級になったようにも感じられます。
ガチャガチャとした安っぽいメカノイズが全くありません。
おおっ、最初から一発できれいにトーアウトが決まっております。
さすがリゾートマリンさん。
微調整の必要がないではないですか・・・
ユニカス社の超新型MHS-36ZX BF175D~250D仕様も
完璧な仕事をしております。
事前の打ち合わせでは、リゾートマリンさんとオーナー様
ステアリングが重くならないか非常に心配されていましたが、
停船時も高速旋回時もハンドルの重さは、ほとんど差が無かったと
思います。
他社製船外機でも対応されているとのことですので、
ステアリングが重くて困っているボートは、ぜひ使ってみてください。
目からウロコです。
しかも今回はスペースの関係で延長ティラーをかなりカットしたのですが
全然、余裕でしたよ。
お手伝いのご褒美に、「Hさん、運転してみる?」と
ステアリングを任せていただいて、
お決まりのプロペラマッチングテストの始まりです。
まずは加速から、BLAST加速装置が付いているので心配はしていませんが、
「おお、余裕があるねぇ」と社長さんに言わせるほど、
トリムもフラップも触っていないのにパワーだけで一瞬で
立ち上がります。
動画です。↡ (音をONにして視聴してね!)
https://www.facebook.com/965556873564327/videos/1326134497786691/
今回はMr-Prop、H先生のアドバイスを事前に聞いていて、
Honda純正のステンレスプロペラをセットしたのですが、
それのマッチングも確認するため最後はWOT(全開)にします。
体が座席に押しつけられて、
「フュイイイイイイイイイイ~ン」と、この船外機の特徴である
電子機器強制空冷ファンの音が大きくなっていき、
船外機は「ウォォォォ~」と上品かつ力強く唸り声を上げながら
VTEC作動領域を軽々と超え、でも加速をやめません。
6000rpm少し回ったのを確認して、スロットルを緩めます。
Mr-Prop、H先生のアドバイスは完璧です。
6インチジャックプレートを付けて船外機を後ろに付けた分、
数センチハイセットされていましたが、
それも再調整の必要が無いぐらい、うまく決まっていました。
ボートがしっかりしているので、超高速でも安心です。
それくらい頑丈なボートを軽々と立ち上げます。BF250D
電子リモコン仕様は、シンクロ(1レバー)操作にしたら
片側のレバーで2機同時に操ることができるので、
2基でも1基掛けと同じように操船出来て非常に楽なんです。
お楽しみの時間はすぐに過ぎ去りました。
ああ最高、BF250D君、本当に出来のいい船外機です。
音、加速、伸び、最高速、操舵・・・欠点が見つかりません。
カラーリングも「白か、いい色だ・・」とマリーナの皆さんに
ほめていただきましたよ。
私もなかなかセットする機会の少ない2基掛けをお手伝いできて
勉強になりました。
さあ、明日は淡水湖でまたセットのお仕事です。
Honda船外機、引っ張りだこです。
寝不足と運転疲れは、まだまだ続きそうです・・・
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